• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第84章 竜の巣





7月2日…次の日の朝。


起こったことを簡潔に言おう

何故君がそこにいる?;
僕の上に、ケイトごと白竜が乗っかっていた



白竜「きゅぅーきゅぅー」
ケイト「すぅーすぅー」

無防備にも程がある…;

そんな想いをよそに、白竜とケイトは気持ちよさそうに微笑みながら寝息を立て続けていた;
通りで寝苦しいと思った;


大人しく静かに眠っていると思ったら…皆も傍に居て……



無意識下の内に………僕の上に?;



ケイトだけのはずが…それに釣られて皆が僕の傍に?;

ぎゅうぎゅう詰めの状態になっている中…僕は苦笑する外なかった;
ケイト「抱き締め星人だぞ~」むにゃむにゃ小声
フィン(どんな夢だ!)ぶふっ!!
ケイト「あなたに釘付け」すりすりむにゃむにゃ
フィン(ヤバい、やめてくれ、殺される!;)ぞっ!!戦慄

八つ裂きにされる!!
そんなイメージ像まで浮かぶ最中…ケイトは…‥すっごく気持ちよさそうだった;

対照的に……;


朝7時になると…神国文明のテレビが目覚まし代わりに付き、ある放送が流されていた


昨日のことだ


女ニュースキャスター『昨日16時半、竜の谷が変貌を遂げました』
観光地化された竜の谷のことを大々的に取り上げていた

男実況『御覧下さい!
こんなにも!!こんなにも!!
可愛い水竜達で一杯です!

ちゃんと意思疎通も出来るようで、魔族のようです。
きちんとこちらの言葉を理解してくれて、案内をしてくれます!
あ、引っ張らないで!』20ほどの群れに囲まれ引っ張りだこ
女キャスター『くす)
好奇心旺盛な子達ですね^^』ふふっ
実況『はい^^
あ、それマイク!;食べちゃダメ!!;』あわあわ

興味津々に画面を覗く子から、実況の人にじゃれつく子まで現れ、騒然と化していた…
うん…いい宣伝になるんじゃないかな…?(遠い目&苦笑硬直)

そして諸事情…世界同盟にて全国の許諾が要る(今後の歴史に大きく関わる)内容だった為、許可も貰った上で依頼を出されるまで時間が掛かったとの内容も字幕で記され、口頭でも軽く伝えられていた


女キャスター『なお、ドロップアイテムと魔石は狩ったものの所有物となる為、今後の行方に注目が集められています。

続いてのニュースです。
癌についてですが…「人のこと考えない人」、といった見解が専門家によって齎されました』


/ 5987ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp