• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第84章 竜の巣





竜の谷とは対岸に位置する場所に着いた

流石にそこまで命知らずな船は出ていない為、竜の谷へは船を作って向かうことになった
その前に宿だ

すぐそこにある為、寄っていくことにした


位置的に見て、竜の谷まで直線距離にして2kmだろうか?

随分と荒んでいた跡が多く見えたが、神国と同盟を組んだことで安定した生活を歩めるようになったそうだ
そう言えば派遣を頼まれて、ある一定の実力者に防衛と戦線の維持を頼んだね…

学区は未だ、結界の強化も出来てない、と…;
というか…今にも壊れそうだ;中でひしめいているのが遠目でもわかる程だった



ンー…
困ったなぁ……(ぽつり)

物見遊山の観光客がやたら多い;

肝試しも兼ねているんだろう…;
あわよくば中にいる竜の姿を見ようとしている;危険だと言うのに憚らないばかりか…;(腕組み嘆息)


ケイトの周囲を取り巻き、サインと握手の行列を終えてから…再び話に戻った

何故か…僕等もされた訳だが…;



『遂に竜の谷踏破、世界三大秘境全観光地化なるか!!?』とトップスクープとして生配信されている…;←4206ページ参照



ケイト「竜の谷かあ~…撲滅するつもりだったんだけどもねえ…←4420~4422ページ参照
結局、防衛隊の派遣は見送りかあ…神国防衛隊仮入隊員、第一部隊のいい練習台になると思ったんだけどもなあ~;」←4020ページ参照
フィン「待ってくれ;
危険過ぎる;
脅威を考えてくれ;
他のものでは身に余る;」
ケイト「ありゃー;
そんな危ないの?

楽勝な感じするけれど
フィン「それは僕等だからだ!;」

ケイト「はっ!)
あ、ご尤も…;」唖然

第一は魔闘が出来るもの、第二は魂の力を魔力を介して出せるもの、第三は神の力を魔力抜きで魂の力を介して出せるものだ


結局…学区が強化しようとしていた結界の上に、全く異なる結界…『竜が外に出て壊して回っても壊れるのは異空間のみでこちらには何の影響も及ばないという結界』で覆っていた←4424,4425,4430ページ参照

まあ当初の予定通りで何ら支障は無いのだが…最初に行くと決めてた訳だし←4445ページ参照


だが、その結界を張る前に出ていた無数の竜達は対象外である為、討伐対象なのだが
警戒して中々出てこず硬直状態らしい

そして白羽の矢が立った、という訳だ…;


/ 5972ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp