第83章 剪定
あ、でも伝えることは悪いことではないって…
(ぴたっ)←口の動きが止まる
(ガーン!)←原初の始祖神から伝えられた言葉にショックを受ける
でもダメだ;癌にとっては逆撫でなんだって;
だからやめないと;」がっくし
フィン「ははは^^;
未練たらたらだね」苦笑
ケイト「でも頑張る!(ばっ!)←拳を握り締め立ち上がる
ちゃんと学んで、繰り返さないようにしないと!
でないと迷惑掛けるだけだし;
信じる。諦めない…全てにとってより良いように……
せめて…無駄にならないように、目の前の一つ一つを…出来る限り頑張る!
大事にしたいから…無駄になんて、したくは無いから……」真剣
フィン「癌に何をした所で…振り回されるだけ振り回されて、感謝もされないで、見向きもされないで、無駄にされて終わりだからね
全て徒労コースまっしぐら」肩すくめ片目瞑り&やれやれ苦笑
リヴェリア「無駄の代名詞だ」腕組み瞑目嘆息
ケイト「グサッ!!)
無駄…;」orz←がっくり項垂れる
ロキ「やめとき
(ぽんっ)←肩の上に手を置く
癌には何やっても無駄にされるだけやで;
ケイたん優し過ぎるわ;」やれやれ嘆息
リヴェリア「関わることからやめておこう。これに懲りて、な」じと目
ケイト「うん;」頷く半泣き
『ドンマイ』ぽんっ←肩の上に手を置く
ケイト「ありがとう…(ぐいっ!)←浮かんだ涙を左腕で払う
(すくっ!)←立ち上がり前を見据える
頑張るぞおおおおおおおおおおお!!←両拳万歳
癌には何もしない!それがベスト!!」ふんすっ!!←胸の前でガッツポーズ
今後の癌への方針は…何もしない、放置して距離を置く、で固まった
お灸(癌の消滅)に関しても…止める必要性はない、それだけの勝手を続けてきたのだから、そもそもが癌も全ても消させない為の救済措置だから、と考えを一新し、皆一様に、共に改めることになった
その折…ケイトの魂に付随する、全ての異世界でのケイトの人格がその心ごと納得した
それに伴って…異変が起きた
魂にあったはずの『剪定(太極図)』が、ケイトの胸から出てきて、龍神となった…
それは…ドラゴン・ソウルと同じ人格を有していた
その時…わかった……
ドラゴン・ソウルで出てきたのは…←217,218ページ参照
『己の魂であると同時に、それを含有した心』であったのだと
