第83章 剪定
自分の為には決して使わず、人の為に使う。
わざわざ危険に晒すことに巻き込んでまで、望んだりはしないし、決してさせはしない。
ましてや――自分で選んだそれを、「人のせいにしたりも、人に罪を着せて放棄したり」もしない
そこが『肝心』なのだと言う……
生きる上において、全人類において共通の『必須事項』なのだとか―――
ケイト「判断がややこしいけれど、そこさえはっきりしておけば大丈夫
「人のせいにする、人に罪を着せて放棄する」
「それら」は『学び』への放棄…「反省しない人」へ自らを堕落させ、自らを、他者を、貶める大罪
それを繰り返すばかりか…増大し続けていく一方だから
これは補足事項ね」
ティオナ「オッケイ、わかった(頷)
そこをしっかり出来てない人に気を付けてればいいんだね」微笑
ケイト「うん!
…でも…」
『?』首傾
ケイト「癌に染まらないように、ってのは…出来てるかどうか不安;」視線逸らし、冷や汗&不安気
フィン「そこに関しては剪定が反応してくれるから大丈夫だろう
第一…ケイトがあそこまで言ったり攻撃的になるのは、癌以外には一人としていなかったじゃないか
凄まじかったよ…鬼気迫ると言うかなんと言うか」
リヴェリア「ケイトの反応次第で大体わかるからな
余程のことでも無ければあそこまでにはならない」
ガレス「終止符を打たねばならん存在だからな
あれほど言い続けるのも相当じゃったし…」
オッタル「火を見るよりも明らかというものだろう」嘆息
アイズ「うん…ケイトを見れば大体わかる」
ケイト「んな癌察知機みたいに言わないで!!?;」
全員『でも事実でしょ/でしょう/だ/だろう』
ケイト「………
(がくっ!)←膝から崩れ落ち
そうなんだけど…!
そうなんだけど……!!;」ずうううん
床に手をついたまま、黒いオーラを纏いながら肩を落として項垂れて沈み込む
そんなケイトを前にして、僕等はその裁断基準の整理に勤しんでいた
ケイトの上記の言葉を借りて、市民カードに共有し、情報共有を行い、法律にも組み込もうとした
のだが…既に入っているので大丈夫だった
中身の伴った、意義ある大人になりましょうね
という話で…
自分も人も大事に出来る人により一層精進していきましょう、勿論息抜きもしながら大事にしてね
となった――方針が