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Unlimited【ダンまち】

第83章 剪定





笑い返す中…

桜「っ」浮かぶ涙を自ら右手の人差し指で拭う
サクラ「…」微笑し、そっと桜の肩を支える

桜達は涙を浮かべていた


桜&サクラ『どうか――

どうか――』涙
ケイト「にっ)

元気で、幸せに!!^^」両腕を上げて手を振る
桜達『!!

…』ふっ微笑←涙が風で飛んでいく
小狼達桜達&ファイモコナ『はい!!^^&はあ~い^^』頷く&手を挙げる
黒鋼「ふっ」微笑←背を向けたまま目だけ向けて笑い掛ける

お別れの時間は…こんな感じだった

例の捕らえられていた職員も無事らしい。黒鋼達が救出してくれていた…
子供達も……

だが…それに関しては、副総帥であるあの長身の男の働きありきなのは火を見るよりも明らかだった


ルパン達も仕事をきっちりかっちりやっていたようで…しっかりと証拠だけでなく物品に至るまで集めてくれていた。

証拠のみテラン国王に提出してもらい、後は自由に持ち帰っていいか了承も得た上で貰って行った。
仕事代は別個に追加で支払うつもりでいる、危険な橋を渡らせてしまったしね?

それは勿論小狼達も同じで…帰って来た時に、色々と便宜を図らうつもりでいる。


子供同士でいつか戦い合わせたいな、と軽くケイトはボヤいていた…

僕もそう思うよ^^
くすくすと笑う僕に、はっはっはっはっはっ!^^と笑い声を高らかに上げていた

ケイト「本当に…ありがとう」ぎゅうっ←拳を強く握り締める
流れ落ちる涙を見て見ぬ振りをして、そっと肩を抱き寄せてから、頭を撫でた

静かに時間が流れていく中…泣き止んだ頃を見計らってか、テラン国王から動きがあった


何でも…その主犯である男、闇組織の総帥に関しての話らしい…伝えたいことがあるのだとかで……



主犯曰く…

「空間移動こそ出来た――だが、帰ることは叶わなかった
空間移動系の術は、外部からの侵略を妨げる為に封じられていたから
テランへは二度と飛べない

閉じ込められ、封じ込まれた
二度と出ることも出来ん
異空間であってもテラン内!
内から外への空間移動も出来ん!
何故こうなった?世界がそうしたからだ!!

全てを我が手に!!思いのままに!!!
我が国内だけで留めたのがいけなかったのだ!!!

全てを支配下に置く!!!
その為に――始祖神!いや、原初の始祖神!創世神よ!!

全て(の主導権)を寄越せ!!!」


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