第82章 光芒(こうぼう)
次から次へと食べ物が運ばれてきて
爆太郎が食事中の余興だとばかりに、神獣のドンやハク達、神霊のクゥーと一緒になって、数々の技巧を見せた
演武とも呼べるそれは…戦闘狂達にとっては……参加したがるを得ない、筆舌に尽くし難いもので………;
オッタル&ガレス&ティオネ&ティオネ&アイズ『うおおおおおお!!!』
全力で混ざりに行っていた…;
同席してた精霊王のじっちゃん、グランお爺ちゃんも←4034ページ参照
うん…スルーしよう;
キューイ、ハクエイ、アンは流石に来れなかったようだ…やむなし^^;
残念そうに泣いていたけれど…そっと撫で回してスキンシップを取りまくっておいた
祝おうとしてくれている気持ちに対して『ありがとう』と、感謝の気持ちを込めて…
それが通じてかここまでに纏まっていた、という訳なんだけれども……
フィン「ん?どうかしたのかい?」微笑
ケイト「…好き//」ぴとっ←肩の上に頭乗せる
ピシッ!!←何かにヒビが入る音
うっとりとした笑みを浮かべながら、フィンにべったりと引っ付くその光景に…
何かが燃える音と共に、ぶつかり合いが起こった
こうなったら何が何だかわからない
揉みくちゃにされながらフィンだけ罵倒されまくり攻撃されまくりの大喧嘩に発展し、そのまま全力を持っての戦闘へと移行した…
アルとディに、ウルとグラを預けてきてよかった…;
当時のやり取り
↓
ケイト「もうお兄ちゃんとお姉ちゃんになるんだから
弟と妹を、よろしくね?^^」
神の力を持って、決して解けないよう術式を汲んだ状態で渡す
たとえ――俺が死んだとしても、常に栄養と魔力が周囲から送られる
それを基にして、俺が送るはずだったそれに置き換えながら…
それは出産するまで続く……
「「あい!!(キラキラ)
はわー!」」むふーっ!!
アル「おにいちゃん!!」キラキラ
ディ「おねえちゃん!!」キラキラ
「「きゃあ~~~!!!^^//」」身悶え
ものすんごくはしゃいでくれて…安心した
一つだけ…変化がある
エヴァンとの戦い後
ケイト「!!…(回復しない?」
自動回復が、突然しなくなった
理由は明白
精霊王との血の契約…精霊王の半身が、ウルに完全に移行したんだと
出産しなければ、体外に出なければ、十字架は離れはしない
だが…今なら……
手渡せるはずだ
