第82章 光芒(こうぼう)
ケイトを左右に挟み、頭と背を同時に各々に撫でたまま、静かに答えた…
ケイト「そうか…
原初の始祖神がモデルなんだもんね、精霊王は」
「「そう」」
異口同音に答える2人に、皆は納得した
リヴェリア「つまり…クリエイトというのも、本来は…」
ケイト「多分…龍神が産んでくれたってのもあるのかもだけれども
一番の要因は…創世神の膜だと思う、可能性としてはだけども」
ティオナ「でも暴走したりはしないんでしょ?」
ケイト「当たり前でしょ!?って言ってる
大丈夫みたいだ
心配する必要は無いらしい」
リヴェリア「決して癌化しないだろうからな」ふむ←顎に手を当てて考え込む
ガレス「まあ言うてもしょうがない
何が出来る訳でもあるまいし…」
フィン「ガレス…;」
ガレス「言うても詮無いことなのは変わらんじゃろう
目の前のことに集中せんか!
重婚式の日取りは今日!時刻は…?」
リヴェリア「10時だったな」
ガレス「それは終了時刻じゃ!」
フィン「開始時刻は8時だったね」←4549ページ参照
ティオナ「いっけない!衝撃過ぎて忘れる所だった!;」
ティオネ「時間!!」
ケイト「外の時間は止めてるから大丈夫
まだ7時のまま…
えっと…アルとディどうしようか;
ウルとグラも」
『グラ?』
ケイト「女の子の方の名前…グランお爺ちゃんから取ってグラ
ウルはフィンが決めてくれたから」
『おおー』パチパチ拍手
フィン「尊敬できる人から取って、か」
ケイト「そっ
で…ウルとグラも、アルとディに任せてから行こうかな」
リヴェリア「何故だ?寂しがると思うが…」
ケイト「分体を付けておいておく件も考えた…
だが…なんか、嫌な予感がする」
『?』
アスフィ「まさか…解けるとでも?」
ケイト「その通りだ…確証はない
でも可能性は大いにある」真剣
フィン「そうか…
分かった、了承するよ
全ての分体を解除した方がいいんだね」
ケイト「ああ、休むからにはね
心置きなく休みに専念した方がいい
…でないと……
危ないから」すっ←瞳が暗く光る
『!!』
ケイト「ふっ)…←元に戻る
?どうした?」きょとん
『!』はっ!
ティオナ「ううん、何でもないよ!^^」
ティオネ「善は急げね!超特急で行ってきまーす!!」
ぴゅうううっ!!
凄い速度で飛び出して行ったね…;
