第82章 光芒(こうぼう)
ケイト「…‥
(くしゃ)
ありがとう…」
やっと破顔してくれたケイトに、僕等は笑みを浮かべた
ケイト「あ…原初の始祖神から伝言
白の国でのことは書いていい
でも…創世神の膜に関しては伝えることはしないでって
そう…感じた
これ以上は、あなた(ケイト)が危ない――と
世界全体に闇を及ぼしてはいけない
それは、全ての実在化において障害になってしまうから
実在化の力を送る源、それが『光』だと、そのローブだと…それ以外はダメだと伝えられた
実在化においては皆で手分けしてしていると、実際にそうだから…
皆が皆、役割があって、そのお陰で、実在化は現実となっているから…
たとえ、大本が原初の始祖神であったとしても、皆の働き無くしては――きっと維持はされなかった、ここまでは、ずっと
だから……だから…」じわっ
アイシャ「安心しな、言わないよ(ぎゅうっ!)←抱き締める
口が裂けても言うもんか」
アーニャ「任せろニャ!」
リュー「何もわかってなさそうですが;」じと目
アーニャ「酷いニャ!!;」
迷宮「大丈夫…きっと、ね?←微笑
大丈夫だから^^//」
ケイト「苦しそうに笑う)うん…
ありがとう^^//」
アイズ「いつでも遊びに行くから、ね?」頭なでなで微笑
ケイト「ん;」ぐすっ涙目
ティオナ「会いに来て欲しい時は教えてね?
全速力で飛んでくから!」キラン!
ケイト「あり…が、と//(ぼろぼろ)
差別されたら迫害されたら排斥されたらどうしようとかなんだとか
恐いだとかこんな役割嫌いだとか、色々出てきて止まんなくって;
本当は怖いよ、やだよ、触れたいよ、話したいよ、抱き締めたいよ、ぶつかり合いたいよっ(涙震え)
うわああああああああっっ;;;」
『!!』ぎょっ!!瞠目
リュー「大丈夫ですから!」
アスフィ「ついてます!」
アイズ「一緒に居るから、ね?」あわあわ、なでなで
拳を握り震えながら泣きじゃくるそれに…周囲は大丈夫、大丈夫と言い聞かせながら宥めた
フィン「知ってたのかい?ロキ、フレイヤ、アルテミス」じっ
ロキ「いや…まあ、多少はな?」
フレイヤ「だから惚れたという訳でもないわ…
ケイトだからよ^^」ふふっ
アルテミス「ええ…知っていた
だが…それでも、最初の内に知っていれば押し潰れていただろう
だから…機を待つ外なかった」
