第82章 光芒(こうぼう)
狼狽し驚愕するばかりの中、その横で報せを共に聞いていた人達の反応は…
書記官「言わずもがなって感じだねえ~、はははっ^^;」
拘束官「おまっ…知ってたんならそう言え!」
書記官「いや、やりそうなことでしょ?」何言ってるの?といった顔で、瞬きする
審査官「まあ確かにね」二度頷
保定官「やるな、あの人なら」頷
真偽官「やるね迷いなく」頷
拘束官「その通りなんだけどもよお…;
先に言えってんだよこんちくしょおおおお!!!;(がああっ!!!)←頭両手で抱え天仰ぐ
あいつの覚悟どうすんだよおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
審査官「シー、フィン声大きいよ」
真偽官「またくね」じと目
白の国『何々?』
書記官「何でもない
こっちの話
気にしないで?^^;」
白の国『はーい』すごすご←各所に戻る
実際の論争
↓
真偽官「癌の中にも種類あるね
自覚型と無自覚型
無自覚型がペテン師型とも呼ばれてるよ」
審査官「っていうか、基本ペテン師型だよね?」
保定官「癌は基本な」頷く
拘束官「まあな…」
真偽官「自覚型
自分に非は無いと思い込む、何でもかんでもやりたい放題な人達のこと
例:無惨、飛王
無自覚もといペテン師型
正しいと思い込んでいる、人へ自分を正しいと思い込ませる人達のこと
例:沢田綱吉、ベル・クラネル
悪いことを背負わな過ぎね」
ケイト「ごめん、無自覚型の例の人達の名前が聞き取れない;」挙手
真偽官「気にしなくていいね
知らなくていいことよ聞こえないということは」嘆息
審査官「世界を家だとすると、癌はシロアリ!
シロアリ
その場合だと私達はアリね?」
拘束官「ああいう手合はのさばらせておくと厄介だからな」
保定官「後が困る」頷
ケイト「ごめん…
過ぎた欲は身を滅ぼす、過ぎた願いも同じことだ
身の丈に合わないことをすれば、犠牲は付き纏う
犠牲を顧みず、暴走を繰り返せば、犠牲は増える
そのことを顧みなくなれば、死者は増える一方だ
それを何とも思わず、繰り返し続ける心が…癌だ
と、思ってた;」
拘束官「その見識で間違いはないぜ?
結果と実害のバランスだろ?」
審査官「それを顧みないからねー」
真偽官「その通りね」頷
保定官「結果さえよけりゃ全部いいって訳でもねえがな」溜息
書記官「ホントホント;」二度頷
