第81章 結び
白の国において、全体の流れ
・闇を世界全体に及ぼしたもの、または脅かしたものを検知及び特定(白の国全体通達)
・特定されたものを、予め拘束官が配置した段階で隔離フェーズに移行し転送させる(配置するまでは移行しない)(タイムラグが発生)
・転送されてきたものを布で顔以外の全てを縛り捕らえる(逮捕)、ただし暴れる可能性もあるので注意が必要(布で縛られれば微動だに出来なくなる。最低でも3重で動けても1cmだけ、最高での5重では呼吸以外の動きは全て不可能となる、6重では呼吸も不可能となるので使用されていない)
・捕らえたものを裁判の行われる場まで運ぶ(布に縛られたものは重さ0になる為、運ぶものには負担は掛からない。光なので重さは元からないし浮く)
・布で縛られた状態のまま、筒状のベッド(起動前の保定器)に入れて寝かせた後に、完全に動けないようにギッチギチに縛りを強める(力を抜いた状態にして、強制的に)
・保定器を起動させて、中に入れられたものの顔以外の全身を光で包み込んで密着状態にした上で光を硬質化(審査官曰くガッチーン!)、全ての動きを外部から押さえ込む、絶対的に(顔しか動けなくさせる、頭も固定化されている、発言と僅かな首振りは可能、自白させる為)
・完全に保定されてるか眠りの深さ等といった中にいるものの状態及び保定器がきちんと機能しているかの確認(布も保定器も清浄神しか介入は不可能)
・30名全員揃ったのを確認後、裁判開始
・頭頂部の布を顔に被せて反応を窺う(魂の位の特定、『現在の』)
・適宜必要に応じて尋問(尋問官が保定器に手を突っ込んで頭頂部に触れ、力を発動させて強制的に尋問された内容に対しての答えを引き出させる。包み隠さず、隠せない、考えられない状態にさせる)
・適宜処罰について決を採る
・本人に処罰について不服はないか尋問
・処罰が決まった後に保定器解除(消滅の場合、解除はされない。魂や霊体や幽体だと保定器ごと黒の国まで運び、生者だとその場で滅神が消し清浄神と廃棄神が掃除)(帰す場合、人による(抵抗すれば強制的に)。保定器と布ごと運んでギリギリまで完全拘束したまま運び、解除すると同時に叩き込む場合もある)
・中に入れられたものを保定器から出し、拘束官が布を解除して起こす
・起きたものに裁判官が処罰を言い渡した後に裁判終了(暴れて嫌がれば拘束する)
