第80章 願い
エマ「確か…個数限定版とか」
カレン「私は既に持っていました
ファンとして当然の義務です」じと目
エマ「え…えええええ!?;」たじっ!
カレン「あなたのようなにわかファンと一緒にしないで下さい」
レオ「ちょっとカレン、言い過ぎ
誰もが持ってる訳じゃないんだから
そもそもが情報が出回った時には既に売り切れてることも多いんだし。そういうのはよくないよ」
カレン「……‥
(ふいっ)
方向音痴のせいなのはわかっていますが、そういう時ぐらい素直に頼りなさい」
エマ「あ!はい…ありがとう、カレンちゃん^^」
カレン「…ふんっ」
あなた「不器用な子なんだよ」
ケイト「うん…可愛いね^^」にっこり
で…
レオ「エマはよかったの?あと数冊しかないけど」
エマ「あああああ!!;」←今気付いた
「売り切れで~す」
エマ「間に合わなかったああ…;」ずううん
ケイト「う~ん……
内緒だよ?」ひそっ
ぽおっ←力発動
本を作り出す、神の力で永続的に外でも自動更新されるよう調整
ケイト「誕生日近いんでしょ?
ちょっと早いけど、サプライズってことで^^」
エマ「わああああああああ!!(キラキラ)
わああああああああ!!(きょろきょろ)←本とケイトを交互に見る
ありがとうございます!!家宝にします!!!////」ぱああああああっ!!!
嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい^^/////
そんな激しい想いが伝わってきた
と同時に、本を感激のあまりか、涙ぐみながら満面の笑みで抱き締め出した
カレン「くす)…よかったですね」微笑
レオ「うん…
エマに至っては…
これが初めて買えた事態だしね」微笑
エマ「うっ;」ぐさっ!
あなた「度々逃してたもんね、全部」二度頷く
エマ「うううっ;」ぐすんっ!←未だ抱き締めたまま半泣き
ケイト「ありゃ…;」
エマ「私が悪いんです…
あの時…あの時……迷いさえしなければ!!;」
あなた「どこでも迷っちゃうから;」
カレン「そして出遅れて買えないんです」嘆息
レオ「前もこの間もね」
エマ「5時間も早く出たのにいいい;;」ずうううん
ケイト「誰かが傍についてないとダメだね…これ;」
「「「うん、そう思う」」」異口同音に言い頷く
エマ「皆!!?;」がぁーん!!!
ケイト「まあ兎も角…ハッピーバースデー、エマ^^」にっ!