第80章 願い
その言葉に…ケイトは頷いた
フィン「なるほどね…
(ケイトの言わんとすることはわかった」
顎に手を当てながら考える中…
リヴェリアはアルとディの相手をしながら、笑って新婚旅行について予定を粛々と進めて立てていた
フィン「ンー…
皆の意見も聞きたい所だけれど……
とどのつまり、極悪人、といった評価で終わりそうだね^^;
今楽しい空気を壊してしまうのも…忍びないしなあ;」
ケイト「ねー、皆どう思うー?」挙手
躊躇なく言ったああ!!!?;(ぎょっ!!)
心底で絶叫する僕を無視して、話が進んでいった
~中略~
ケイト「って感じなんだけども…
どうやれば防げるかなあ?癌化」
アーニャ「なるようになれニャ」
ケイト「え゛?;」
アイシャ「そこには同意見だよ
人にいくら言ったって勝手にやるしかないんだからね」
リュー「そうですね…
第一に…責任を持てと追及されそうで、為にはならないかもしれません」
アスフィ「私も賛成です
堂々巡りになる上に、それを逆手に取って癌は逆に癌化を正当化するなんて暴挙にも出兼ねないかと」
『なるほど』
ケイト「自らの正当化の為なら何でもやるからね」ふむふむ二度頷く←納得しつつ腕組みし考え中
アイシャ「と、言うより…人のことなんて気にして何になるんだい?
手に負えない人まで背負う必要なんて私達には無いし、そんな余裕はどこから取ってくる?
そんなことにばかり掛かり切りになってたら潰れるだけさ
あんたは少しは自分の方に意識を向けてみたらどうだい?
無茶ばかりして損するのは自分だ、何よりそれを大事に想う人達だということ忘れるな」
ティオナ「あ!!;それ私が言いたかったのに!!;」
アイシャ「言ったもん勝ちさ」キランにやり
アイズ「悪い人だと思うよ…?
自覚が無いだけで…
実際には、人を脅かして回ることしか出来ていない…
自分の問題に人を巻き込んでばかりいて、脅かしてばかりいて、そのことへ対しては何もしないから、許されて当たり前だと、求めてばかりだから」
ケイト「うん…」
アイズ「それを捨て置くということは…野放しにするということだから……
それから守る法律を作った方がいいかもしれない
私達に出来るのは…そういった下地を整えること……だと思う」
ケイト「なるほど!確かに!!」
フィン「環境からだね」
