第79章 合一の先

リヴェリア「…そうか」

心配そうにケイトを見つめていた
だが…

肝心のケイトはピンピンしている


あと数分かかるかな？
ローブの男が気が付くまで

それまでに終わらせてしまおう、癌への懸念、堕落する理を



ケイト「要は…目的の為に「一方的に自分の好きにして」、「責任も持たず繰り返して」、「犠牲を増やし続ける」
そこに問題が発生するって寸法らしいよ？

だって善だって「歪めて」、そうするように人に「無理強い」すんだもの！
そうなったら「癌」まで待った無し！

「その行動」はどちらも、どう転んだって「悪」だもの


だから…どう転んだって「癌」になるんだって！←人差し指立てる
そういう人は特に！！（キラン）←自信満々

一方的に自分の好きにしてる時点で、合わせるも寄り添うも無いでしょ？」

つまり…

人を街を国を一方的に滅ぼす＝全無視した無理強い
問答無用じゃん！合わせたこといつあんの？とのこと
原初の神々も同様の認識を抱いているらしい

『たとえ始まり（動機）は善だったとしても、「悪」を善だと歪める為の免罪符にはなり得ない

善の為に取った「悪事（一方的に自分の好きにする）」を、「責任を持たずに繰り返して」、「増やし続ける」
こういった行動は全面的に「悪」である
それを善と歪めることもまた「悪」である
そこは決して変わらない、変えてはいけない世の理』
と言っていた


ケイト「協力関係にあったら一方的に自分の好きにしてもいいの？
何されても怒らずに笑っていられる？

信じてさえいたら何も伝えずに何やっても好きにしても、何もしなくても許してもらえるの？
いくら繰り返しても無罪放免になるの？
そんなのおかしくない？

簡単な話でしょ？


「絶対悪」って言うのは…「一方的に自分の好きにしておいて」、「その責任を持たないで繰り返して」、「増やし続けること」、そして『その好きにされたもの達』に「合わさない寄り添わない」という「悪」を『善』だと自分に都合よく「歪める」こと

それが癌
つまり…ずれてんだよね、人として；」

フィン「ああ…要するに……
どんなに好きにされても、合わせて寄り添うことを強要し続ける外道と言いたいんだね；」
リヴェリア「本当にその通りだな；」頷＆瞑目腕組み
ケイト「やってることはそのまんまだね」二度頷
テロップ『ホントそう；』頷