第79章 合一の先
水のカーテン
塔の頂上から水が常に吹き出し、カーテン状に落ちている
堀
塔に向かう時、上り坂
水の上に立てるエリアがあり、そこから頂上へ
円路
十字路と繋がり合っている
下は船等が通れるように空いている
十字路エリア
その水路は中央に向かう時は下り坂、後に(中央では)平坦
円路と十字架エリアの水路は全て繋がっており、円路と十字路の下は空いている
空間トンネルにより、大型であっても通れるようになっている
一階部分は十字路以外に光の取り入れ口がなく、あっても光のカーテン程度
その上、中で淡く光っている為、幻想的な光景が広がっている
中は防衛施設等も兼ね備えており、万が一の時の蓄えや避難場所にもなる
そしてそれは市民は緊急時のみ、防衛隊や王宮関係者のみしか入れない
中は秘蔵となっており、機密事項とされている
僕も一度見せてもらったが…水上都市オルガノの全ての中枢を司る機能を有している、とだけ言っておこう;(苦笑)
白い石レンガのようにも見えるが、実は全て水で出来ている
塔は全て純白で、青は水のみで満たされている
その光景から、『神の象徴』とまで言われている
なんで段々にしたのか、貧富の差を浮き彫りにする可能性もある
と聞いてみた所
面倒だから
と返ってきた
フィン「???;」
その返答の意図する所は何だ?;
聞いてみた
ケイト「重要拠点を中央に集めたいの」
『え?』
ケイト「他を、捨ててもいいものは外に追いやる
ここは八芒星で守られている、守りの水が全体を包んではいるけれど
いつ崩されてもおかしくは無い
外は六芒星だけどね…亀甲紋の
港も沖も、そうすることで守られている
癌や害意を抱くもの、邪な念を抱くものの立ち入りからも…
八芒星とその外側に六芒星、互いに強化し合って、補い合って守り合っている
その守りも崩されない保証はない
なら…ちょっとやそっとじゃ壊されないようにしないといけない
段毎に900mもの高さを用いたのはそれでだ
スカイボードを持たないものは、早々立ち入れない
外から斬り落とす
いざという時は…」真剣
面倒事を呼び寄せるから、ということか…攻められやすい形を取ってしまえば、と…
なるほどね…
で、面倒という言葉に集約されてしまったと……
…;(腕組み俯く)
語弊がある!!!;