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Unlimited【ダンまち】

第78章 火の都





つまりー

『合一化』
下限:『無限大の力』の『無限大+無限大✕無限大✕無限大』乗
上限:『無限大の力』の『無限大✕無限大+無限大✕無限大✕無限大✕無限大』乗←一点集中時


その無限大を、もし仮に2に弱めた場合

2の、2+2✕2✕2乗
2の10乗=1024

2の、2✕2+2✕2✕2✕2乗
2の20乗=1048576


文字通り、規格外

一点集中させた技、『合一化』が一つの流れとして溶け合い、互いに乗倍にし合っている
その為、最早言葉として表記出来ない次元に達していると言ってもいい

フローとは、そういう技だ


触れた直後に対象限定、範囲内のみで爆発し、全てを消し飛ばすだろう

指向性の爆弾と言ってもいい


たったの2でこれだ



そこに更に…色と属性と奥義等、諸々の技術を結集させたのだ

当時…決死の想いで生み出されたはずだった『創世神の力』
それとは一線を画す程に、まるで比にならない程の力が完成していた


無限大という次元そのものさえ超越しているだろう



だが…その余波は、一つとして……全く影響を与えなかった



ある(与える)とすれば――
それは―――――

目の前(眼前)の敵のみ―――!


その全てを、消滅させる為に。

邪念、邪な行為、その邪の全てを――
滅さんが為に、その為だけに、力は、周囲へ奮起するかのように、迸り続けていた



ケイトの左手の中で、一点の力と成りて―――――



リヴェリア「出てくるぞ!」

ケイト「わかってる!!」ぐっ!!
飛び出す構えをした

出てくると同時に鼻先に叩き付ける気だ――


言わずもがな、そう感じさせられた

皆からの力もまた、借りている
神器持ちであるなしに関わらず……



そして…



それは不意に、現れた

全てが漆黒に包み込まれた
次の瞬間!


その刹那――飛び出していたものがいた



フィン「行け!」
リヴェリア「放て!!」
ケイト「らああああああああ!!!!←現れた黒竜の頭、目前に叩き付ける動きを取る

フロー!(すっ)←触れる直前
…ブラストォ!!!!」かっ!!
触れた直後、変化は訪れる

どごおおおおおっ!!
低く唸る爆音は轟きを生み、しかし誰にも感知させずに、存在を顯(あらわ)にしていた

黒竜「ごがああああああああああああああああああああ!!!!!」


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