第78章 火の都
始祖神「今日という日を是非とも祝日に!!!」キラキラ!ふんすふんすっ!
ケイト「いや、やらないからね?」
始祖神「ええええええええ!!;」
フィン「あはははははは^^」
細かく聞いてみた所、また意味が違うようだ
と言うより変わってくるらしい
仮に、根っこが『人』も「害したこと」も「「気に掛けないこと」」だった場合…
「合わさない、寄り添わない」「周りが見えていない」ではなく
「周りを見る気も無く、合わせる気も寄り添う気も「最初から無い」」ということになる
その時点で、根っこの中身、内容が少し違う
意図的にではない=最初から無い訳ではなく、不可抗力でしてしまっている
不可抗力で幾度となく繰り返してしまっている
仕方ないからと個人のみの都合で、『一方的に巻き込んだ悪いこともしていない人』の都合を無視し、押し付け、特定の個人にとって良ければ「良い」と、『一方的にされた人にとって』も「良い」と、「歪め」てしまっている
肝心の『一方的に巻き込まれた側』からすれば「得たのは実害のみ」
だが「実害を被らせた側」は一向に反省しない
「自分達にいいことばかり起こっているから許せないと言っている風にしか聞こえな~い」「優しいと思え!」「嫉妬だ!」と難癖付けて、
「弁償しない、謝罪もしない、繰り返すという蛮行を繰り返し続ける」ばかり、それをも含めて「優しいこと、いいこと」と意味合いを捻じ曲げ、癌に都合よく歪めるばかり…
これを衰退、堕落と言わずに何という?
反省も何もせず成長にも学びにも繋げられず、優しいとはどういうことだ?
優しいとは…された人の意思を、想いを、都合を、考え、汲んで、そして次に反映できるようになって、無駄にしないようにやって、思い遣るということではないか?
間違えても、それでも立ち上がり、ちゃんと生かそうと頑張るから、だから美しいんじゃないか、尊いんじゃないか、意味が生まれるのではないか?
意味を自分で殺し、生かすのではなく二度殺す犯罪行為に勤しむ
これ程愚かで、大罪な行為は無いと、僕は想う
いずれにせよ―癌も、癌の共犯者も、癌化を推し進めるものも、ケイトを癌だと主張するものも皆…「歪める主軸、根幹」を、内に強く強く抱いているものなのだと思う
心だけではなく、魂に至るまで…
その存在に…
魂の在り方に――
