第78章 火の都
ケイト「企業秘密だ、としか言えない
悪い…(ぺこり)
こいつを解析してくれ……」
事態は…刻一刻と動き出していた
そして……
今日という日に…あることが起きた
国の資産が5京を突破した
ケイト「…あれ?
ゴシゴシゴシゴシ
………
あれ?」
気持ちはわかるが…
フィン「変わらないよ?^^;」
目を丸くしたまま固まった
さて…来る7月1日に合わせて、重婚者との結婚式の準備も進めておかないとね?←3077ページ(当時6月26日)参照
今日は29日、いよいよ明後日だ
……‥
その後、聞いてみた…解析をお願いした理由を……
ケイト「あれじゃあ…正直、先延ばしにしかならない
だから…
何とかしないといけないんだ
オリンピアを、助けたい
かと言って、私の都合で勝手にする訳にはいかない
必要だからと、『一方的に自ら巻き込んだ相手』を滅茶苦茶にしたら…
守りたいから、自ら巻き込んだお前らは守らない、合わさない、寄り添わない、
そんなのは、癌と一緒だから」真剣
始祖神「せええかあああああああああああああああい!!!!
おめでとう!!おめでとう!!!おめでとおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
頑張ったね!!やっと辿り着いたね!!!!」
ケイト「…そうなの?」
始祖神「そうなの!!
よくできました!!
やった!やった!!やったああああ!!」
フィン「?一体どういう?」
僕等の部屋で、アルとディが熟睡する横で、始祖神ははしゃぎ通しだった
始祖神「癌の根源、それはそこなの!!
『一方的に自ら巻き込んだ相手』に「合わさない、寄り添わない」
必要だから、やらないと助けられないから。
だから俺の想いや都合に合わせて、寄り添って!
俺は、俺が巻き込んだお前達に合わせたり、想いに寄り添ったりはしないけれど~♪
その在り方こそが!「歪み」そのものなんです!!」
フィン「なるほど…つまり?」
始祖神「非常時だから、居合わせただけの無関係なものに実害を加えて平気でいられる
「合わさない、寄り添わない」から「考えない」、「減らせない」
普通なら、嫌だろうなあ、痛いだろうなあ、減らすようにしないとなあ、と思いますし非常時でも減らします
それが『清浄な心の動き』
それとは真逆の「破滅の心の動き」です」