第77章 新時代の幕開け
ケイトの方を見て、小さく笑った…
気持ちよさそうに寝続けるケイトに、
僕もまた、つられるように眠りについていた
とても…幸せな、夢のような時間にも思う
『悲しみも負の感情も怒りも怨みも、優しさに変えれる強い人間になれ』
心が、本当の強さなんだな
そう、思った
アルとディへ、そう言って教える君の姿を見て…僕もまた学ばされたように感じる
変わらず、君は、僕の右隣にいる
利き腕の左手で、しっかりと、手を握って…
前世も、今世も――色褪せることはないだろう
この、幸せを―――
(うと)
フィン「すー」
ケイト&フィン「「すー、すー」」
リヴェリア「寝たな」
アイズ『うん』
ティオナ『よっぽど疲れてたんだねー』
リヴェリア「…だが…‥」
『『??』』
リヴェリア「……何故、通信機を使ってまで見たがる;」
難色を示すように顔をしかめ、眉を顰める
ティオナ『えー、だって気になるし』
ティオネ『団長の寝顔hshs//』
ティオナ『一人変態が混じってるけど』じと目
ティオネ『誰が変態だ!!?
これは愛だ!!(かっ!!&ぐあっ!!)←真剣な顔で断言する
あんたらも似たようなもんだろうがああああ!!』くわっ!!
ティオナ『ティオネうるさい
しかもケイトもフィンも起きちゃうでしょー;』しかめっ面
ティオネ『はっ!!!!
いけないいけない…
平常心平常心
よしっ
団長おおおおおお//』びたぁっ!!←のろけっ面(笑み満開)、涎たらし両手と共に画面に張り付く
ティオナ『邪魔で見えないんだけれど…;』
アイズ『ティオナ、こっち』おいでおいで←右手で手招き
ティオナ『おおっ!見えやすい!』キラキラ
アイズ『…風の精霊の力…
少しだけ、貸してもらうことが出来たの』
ティオナ『あー…
ケイトの周囲自体、下級精霊がポンポン生まれてっているからね
大事にしようとばっかりするから』
アイズ『うん…
でも…‥』
ティオナ『ん?』画面から目を逸らし、振り返ってアイズの顔を覗き込む
アイズ『そういう所に…私は、惹かれたから//』微笑
ティオナ『あー…わかる!
うん!
私も同じ!^^//』両手を後ろで組み、快活に満面の笑みを浮かべる
アイズ『…ふふっ^^//』
それに…アイズはさも嬉し気で、満足したような笑みを浮かべていた