第77章 新時代の幕開け
始祖神「癌2例目と仲間が人質に取られて動けない癌ファミリアに、このままだと癌が一生拉致監禁されるから、と、癌を助ける為だけに、自ら乗り込んで命懸けの戦闘へ赴き、イシュタルを殺して自分達を助けたフレイヤ・ファミリアに
癌がしたことは…主犯の罪も処罰も擦り付けたり、フレイヤの助けたい想いも、「愛しているわ」の言葉も、何もかもを利用するだけ利用しておいて、その上で処罰に対する減刑も嘆願も何もしない!
やったのは自分達の保身だけ!
癌の助けたい人がステイタスを解除されていて、イシュタル・ファミリアの団員達全員がそうだと知っていて、一番力が必要な時に力にならなかったり、アマゾネス狩りで32人も死んでも動かなかったり、
アイシャが妹分達を守れない状況下にあると知っていて、癌ファミリアに入るのを断って守る機会を奪ったり!それでありながら!!自分達が力を貸して欲しい状況下だからと借りることに申し訳なさそうにもしないで抜け抜けと!!!(わなわな)
挙句の果てには護衛しなかった責任を、「自分にはない!」「自分に言うのならフレイヤ・ファミリアだって!」と人に押し付けて回って、
終いには「イシュタル・ファミリアが護衛の依頼を予めやらないのが悪い」と、自分達が護衛に回らなかったことを頑なに正当化するばっ!!かり!!!
「ここまで大事になるとは思っていなかった」「ワザとじゃない」と言い訳ばかり!
だから何?死んだ人が生き返るの?無かったことになるの?今から取るべき行動は何なの?
繰り返さないことでしょうが!!
でも結局は減らす気なんて全く無い!!
始末に負えないにも程がある!!(わなわな)
これだけのことをやっておいて、何も感じず、堂々とその面を曝して、顔を堂々と合わせて、何も悪いことしていませんと笑って、何事も無かったかのように示し続けて!
そんなことばかり繰り返すから消されるんですよ!!
わかります!!?」ずいっ!!
ケイト「…はい;」
フィン「まあまあ…;
ストレスの掛かることは最小限に
始祖神「一番かわいそうなのは!!
いつまで経っても尻拭いをさせ続けるばかりで、その人達に何も返さない!
自分達の窮地には巻き込んでおいて、助けてくれた人達の窮地は人に拭わせる!
減らそうともしないままやりたい放題して、幾度も幾度も振り回させられ続けている人間ですよ!!!」
