第77章 新時代の幕開け
ケイト「ぴっ!!?・・;」たじっ!
僕のあまりにもの気迫に、ケイトはたじろいだ
潮風がまだ強く、カモメがすぐ上に飛び回っている中で…
トビウオやイルカがすぐ近くで飛んだ
フィン「妊婦の身の乗り出し禁止、お腹の圧迫禁止!
ただでさえ波が不安定なのに落ちたらどうする!!?
何より手すりがお腹に当たっていただろう!?」
ケイト「圧迫してないのにイイイイイ;」半泣
フィン「万が一があったらどうするんだあああ!!?」かっ!!
リヴェリア「本当にその通りだ」二度頷
グリーム「きゅ?」首傾げ
リヴェリア「過敏過ぎる気もするが…
まあいい。
その方が無縁で済むしな^^」ふふっ
「「「「?」」」」
悪いことを避けられるに越したことは無い、とばかりに笑っていた
フィン「早急に取り組むべき問題は…
君のお腹の子に負担を掛けない在り方!(キラン)
それのみだ!!」かっ!!
イリス「…;
忘れないで下さい;
オリンピアの原初の火を」
フィン「済まない、目下の問題であって
それは今捉えるべき問題ではない;」
イリス「はい;済みません;」たじたじっ
何を恐れているのだろう…?;
テロップ『プロメテウスが原初の火を落とす時に止めに掛かったのが滅神だからかと。
雷と共に颯爽と現れて憤怒の形相で…』がくぶる
ああ、あったね…そんなことも←滅神の記憶を見た
下界の民を慮ってというのもあり、お咎め無しとしたが…険吞とした空気をよく覚えているのだろう……
リューの休みを見たアーニャが…
タダ働きだ、ただの搾取だと喚き、休みを入手し、強引に押し切って紛れ込んできた…
のを、知っていた…
が、止めなかった
近頃、ケイトに触れることが少なかった為、触れ合ってのんびりしたいという欲求、つまりは…欲求不満に陥っているらしい
まあここで大いに爆発させておくというのも手だろう
つい先日、ケイトにキスをしまくっていたような気もするのだが…;
置いておいて(腕組み)←脳内でジェスチャー
「「犠牲者0を目指すやり方を取れ
無関係な人を巻き込むな
国を滅ぼしてまで好きにするな、押し通すな
責任も持てないのなら最初からするな」
ということだな」
と、市民カード内にある掲示板機能で書き込みがあった
議論にも熱が上がっているようだ…