第76章 冒険者依頼(クエスト)、来訪
エル「?何を話しているんです?」
ケイト「あ、ごめんごめん。こっちの国でのこと^^;」
エル「何か、問題事でも?」
フィン「いや、解決した所なんだ」
エル「そうですか…
何か、力になれることがあったら、いつでも言って下さい!
あなた方は…ムー連邦の恩人ですので」微笑
フィン「ありがとう。その時は少し、甘えさせてもらおうかな?」
エル「是非!^^」頷
再び同じ歌を歌い、今度は舞いが始まっていた…
今度は恥ずかしがらず、最後まで叩き続け…
そして…満面の笑みで、手を振って返した。
で、礼だとばかりに…
ぱぁん!!
水の中で花火を打ち上げ出した……
きっと、火と木の一体化、その応用によるものなんだろう…
ケイトの魂の成分、火と木が一体化していることで
本質である水の中でも力を失わずに、火という属性でい続けれている。その原理を使って…
それは無数に続き…酒飲みは尚更にへべれけになって、盛り上がっていった…
エル「……半身の件ですが…
やはり、互いへの信頼あっての、手にした私達とは違います。
あれは、人為的に手に入れようとしていました…
アトランティスは…自国についてくる精霊が少なかった。
だから…心細さ故に、絶対の場所を、安全地帯を作りたかった。
その心細さは、理解しているつもりです…
神域を連れ出せなかったことで、始祖神の涙を分譲出来なかったことで…あの悲劇が、生み出されてしまったことだとしても……
でも…だからと言って、許されるべきではないと…そう、思ってしまうのです。
…ははっ……←自嘲気味に、乾いた笑いを、引き攣った笑みを浮かべる
おかしいでしょうか?」
フィン「そんなことはないよ」
ケイト「お前は…ちゃんと、偏った見方ではなく、俯瞰した見方が出来る。
イメージを取り付けて、凝り固まったりなんかはしない。
沢山のものを見て、考えて、向き合おうと出来る。
大事にしようとしているからこそ出来ること。
それが一番、大事なことなんだ。
だから…大事にしていい。胸を張れよ…
その想いは、間違いなんかじゃないぜ?^^」
エル「はい!」
フィン&ケイト『どちらも…大事に想っている、大事にしようとしている。その証なんだからさ^^』
フィン「だろ?」にや
ケイト「ありゃ。バレバレだった」