• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第76章 冒険者依頼(クエスト)、来訪





重さを伴わない正義は、空っぽで、中身もない、伴わない、見せ掛けだけの、見かけ倒しの、がらんどうでしかない

背負わないことは、行動に映さない(反映しない)ことは大罪なり
肝心の中身、本質が成長しないから


減らす、繰り返さない、というのは『未然に防ぐ、事前の努力』
自分で後始末を付ける、というのは『責任を取る、事後の努力』

全てにおいて言えることだが
先のことを考えた上で、『ブレーキ』を踏めるか
そこが肝心


その3つの努力が、ブレーキとなる
全ての土台は、俯瞰して全体の影響を考えること←3965ページ参照

他をかえりみないから、正しいと凝り固まるから、癌化の道が加速する


癌化を未然に防ぐには
目先のイメージにとらわれて、振り回されないこと
上辺だけの人間かを見分けられるように

見るべきは行動であって、目的ではない
どれだけの善意があろうと、行動が伴わなければ無いのも一緒
かと言って、何でもかんでも考えずにやるのはダメ
形振り構わないで何でもやってしまったら、いつの間にか癌になってしまう

他をかえりみないで自らを正しいと凝り固まるのが癌なので
都合の悪い全てを拒絶して、与えてしまった側の為には決して動かない
そこを見てくれ、見るようにしてくれなければ困る

癌化に抗えるかも…全て、そこにある


フィン「そこによる、ではなく?」

ケイト「どれだけそれが出来るかどうかという話ではないんだ
どれだけ熟練度があったって、ミスする時はある、やり方が合わない時もあるもの

要は…どれだけ、心を見れるか、だよ


人が死ぬ津波を被せた発生源=癌

何を言ったって通じない
平行線にしかなり得ない
つもりが無いの一点張りで、いつまで経っても行動に反映しようとはしないから

たとえ…真っ当に生きている、その場にいただけの、無関係な、何の罪の無い人間だったとしても…その死に対しても(俯)←どことなく沈んだ面持ち

…っ(涙目)


目的が正しく、善意である分、尚更たちが悪いんだ
死ぬ結果を及ぼそうと、防ごうとしなかった言動に、責任を持てないんだから
持とうともしないんだ、責任も感じないんだ
だから…増える一方なんだ
誰も…止められないんだ
本人でさえも…

それが…癌なんだ


その肝心の心を、本質を、見ないから…いつまでも、癌から遠ざかれないんだよっ」涙


/ 5987ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp