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Unlimited【ダンまち】

第75章 神器、覚醒





言い掛かりと言って、人に罪を着せるばかりで何もしないこと
その間違いを続ける、繰り返すことを、正しいこととして扱った
何食わぬ顔で接し、居座った

つまりは、「悪」を『善』として自分に都合よく捻じ曲げ、正当化に走った

更に、その悪となる、癌とさせる考え方を波及させた


うん…消えても仕方ないね、これは……



責任を取らないこと、感じないことを、ここまで美化されたら…もう仕方ない

戦いにもならない、蹂躙という壮絶な最期を遂げた←アマゾネス狩り
それに値する外道だったかという話だ


そして…それが、「養っていたただ一人の家族、4歳半ばの妹が飢え死にした」という出来事を現実にした。

それを知ったのは、神国が出来たお陰でもある。
というより…その為に作られたのだと、つい先程知った。



人を害する…粗末に扱うこと。

それは、無関係の人間まで巻き込むこと、そう扱うことを意味する。
そしてそれらに責任を持たない、感じない、果たさないということは、非常に害悪的な存在でしかない。

人生や人命を害するレベルのものは殊更――


我田引水

この場合は、他人のことを考えず、自分に都合がいいように言ったり行動し
全体へ大きな実害及び損失を被らせていることに思いが至らないことをいう。



本当の本当の本当の本当に必要な時のみ、本当の本当の本当の本当に必要な分だけ

それが神様や天国行きの人達の方針だ、とケイトが言っていたが…その重要性を痛切に感じ入っていた……



答えはとっくに転がっていた…←3923ページ参照

『自分の言葉と行動』に、責任を持つこと
それによる『不始末』がないか気を配り、自覚し、反省し、無駄にしないこと
知った後からでも『後始末』をし、責任を果たすこと、繰り返させないこと、助けとなろうとすること


それらが果たせないから、考えが至らないから、一向にそちらへ向かわないから、癌は癌から抜け出せない。

それらを一向にやらず、
変わらず続けること、繰り返すことを、善だと騙り、普及するから

咎めることを悪だと、自分に都合よく歪曲させるから、人格否定を善行と捻じ曲げるから、
癌となり、消される事態に直面する


少なくとも…予防策として出来るとすれば……

「無関係な人間へ危害を与えて回って平気でいられる奴」を善人だと宣うのを、慎むことだ


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