第75章 神器、覚醒
この場にいた全員が、置いてけぼりを食らっていた…
ティオナ「力尽きちゃった!!?;」
アイズ「!!?;」
リヴェリア「……;」硬直←なんて言ったらいいかわからない顔
ケイト「あーあー
折角フィンに着せようと思ってたのになあ(2番目の服」溜息
フィン「僕に!何を!どう着せようと!!?」
ケイト「あ、でも全部似合いそう」
フィン「正気か!!?;」ぎょっ!!
リヴェリア「所で何を着せようとしていたんだ?」
ケイト「ん?セーラーサーン♪
フィン「絶!対!嫌だ
全力で拒否する」
ケイト「ええー!!?
意地悪!!!」ぶー!!!
スティック「私は…私…
ああああああああああああ!!!」大号泣
テロップ『散々な結果』
アイズ「うん、あの三つじゃ仕方ないよね;」
ティオナ「うんうん
って勝っちゃった!!?
あの時難なく殺されてたのに!!?;」←3728ページ参照
リヴェリア「状況が状況だったからな」
アイズ「うん…;」
フィン「闇の方が透過しやすいから、そちらを選んだんだろうね
雷だと、水分子のみの純水とそれ以外の水とで受け流され利用され兼ねない
かと言って風でも、空気の中にある水による対流操作で利用されることを危惧したのだろう…」
リヴェリア「なるほどな。
あの時の落雷自体、ずっと遥か上にある『世界を管轄する神々界』から滅神が直接落としたものだったという訳か」
ケイト「二人の勝利だあああああ!!
お前のお陰だよ!最高のスティックだああああ!!」
スティック「ぱあああ!)やったああああ!!//」
テロップ『現金』
シー
水を差したらダメだよ?
その中で、市民カードを見ると、一件の推論が上がっていた
力は使い方次第。
肝心の『振るい方』を間違えたまま、強くなってしまった。
それに伴い、力がなかった時では些末で済んだことが『大事』になっていってしまった。
手段を取る前に、『手段を取った結果、全体へどんな影響を及ぼすか』を考えなかった。
目先の欲にとらわれ、全てを自分に都合よく歪曲させ正当化した。
『在り方』の問題ではないか、と――
『全体への悪い影響、迷惑、実害を減らす細心』を怠り、堕落したもの。
それすなわち癌ではないか、との弁だった――
うん、確かにどれだけ掲げる理想がよかったとしても台無しになるね←淡々と思い至る
