第75章 神器、覚醒
その頃、スティックのAIは…
スティック(ふっふっふっ。
私は国王様直々にお仕えするAI!
私に!不備はない!!(キラーン!)
今日は初仕事!しっかり決めてみせる!!(ふんすっ!!)
って3着!?
え?まともなのってこれだけ!!?;
これしかなああああああああい!!!!;)
そしてそれ(衣装)に合った音響を流し、変身させた
裸にさせ、光が衣服となって纏わりつき、形を成し、質感を齎してゆく…
何に変身するかと思いきや…
え?ドレス?;
ケイト「優雅に戦わせていただきます(微笑)←お色気ボイス&両手で裾を上げ
って出来るかぁー!!?」ばしぃんっ!!
スティックを地面に即座に叩き付けてツッコんだ
オレンジ色のしたフリフリドレスだった…
あ、ああ
今晩の舞踏会にでも着ていく予定だった服かな?;
確か、ロキが選んでいたはず…
可愛いな//(ぽつり)
思わず声を零す中、全く意に介さず時間は進んでいく…
テロップ『当たり前でしょ』
黙れ
折角、感想に浸っていたと言うのに…(嘆息)
ベリアル「どこから声を出した!?
ガラリと変わったぞ!!」
ケイト「どこの舞踏会場に行くんや!!
戦闘用だっての!戦闘用戦闘用戦闘用おおお!!
ごめん!お願い!ちょっと待って!!」
ベリアル「あ、ああ…;」
ケイト「変身!」かっ!
スティック(今度こそ!今度こそはああ!!)最早半泣
今度はセーラームーンの変身テーマが流れ出した
いや、セーラームーンの部分をセーラーサーンと替え歌している?
「セーラーサーン♪セーラーサーン♪」
変身シーンも、綺麗に忠実に…
「チャッチャッーチャーン♪」
ポーズを決めた
ベリアル「ガビーン!!!!!!?)・・」真っ白硬直かたかたかたかた
ケイト「太陽に代わってーおしおきよ!♪←ばきゅぅん!
って何でやねーん!!!!」ばしぃんっ!!←再びスティック以下略
リヴェリア「ぶふっ」震
フィン「ピクッピクッ)…」爆笑腹抱
ケイト「スカートで戦えるかあああ!!
ズボンだよズボン!ズボンズボンズボン!!」だんだんっ!←ステッキは踏んでません
ベリアル「……
(何故だ…
何故か、ステッキから声なき声が聞こえる」
スティック「助けて」泣
ベリアル「ステッキいいいいいいいいいいい!!」
何を叫んでいるんだろうか?