第75章 神器、覚醒
ケイト「条例の文面、どうしようか?」
アイズ「好きにして、いいと思う」
ケイト「そう?
じゃあこのままで
三善美にも、必要以上の迷惑を掛けないようにってあるし
その時点で、多分だけど徒に危害をって件は防げると思う」
アイズ「うん…私も、そう思う
とても…いい文面だと思うよ?
法令の…全部、自分で考えたんでしょ?」
ケイト「え?//
いや、その…//
皆がいたから学べたことと言うか、一番大事なのってやっぱそこなんじゃないのかなあって、思って、さ?//」
フィン(何を照れているんだ、君は…)じとおおおお←じと目
アイズ「うん…
でも…やっぱり、流石だね」
ケイト「へ?//」どきっ!瞠目
アイズ「…よく…見てる//」微笑にっこり
ケイト「あ…//ありがとう//」かああっ!
リヴェリア「おっほん!」
アイズ&ケイト「「!!」」びっくぅっ!!
リヴェリア「で…どうする?」
ティオナ「このまんまでも別にいいんだよ?
でもさー
無責任な自己中を防ぐには、『周りのことを考える想像力と責任能力』を鍛える必要があるでしょ?
で、勝手で勝手に扱うのを防ぐには…
それらの場合の文面ってどうするの?」
ケイト「んっと…どうしよう?;」たらーり
フィン「それらは既に、第一条と第三条の文面で賄えていると考えているよ?
そうだね…
出来れば補足として付け加えておこうか。
『無責任な自己中にはならないように努々忘れず努めるべし、勝手で勝手には扱うべからず』とかね?」片目瞑り微笑
ティオナ「なるほど!
それなら安心だね!^^」
リヴェリア「ああ
やはり、こういうのははっきりと書いておいた方がいい」
ケイト「明記しちゃうんだね」
アイズ「うん…
でないと、抜け穴を突かれちゃう」
ケイト「それは痛い;」
フィン「第一条は癌化を未然に防ぐ為
第二条は一人残らず大事に、かつ自由を尊重すべし
(魔族への差別を禁じる為か)
第三条は我田引水はやめるべし、皆に掛かる影響も考えろ、といった所かな?
さて、と…
ベリアル、これでいいかな?」
ベリアル「ああ
だが…罪に問うと言っても、何をする?」
フィン「何もしないさ。
強いて言うなら、捕まえて裁判所に投げる」
フィン&ケイト「「自己責任を果たさせるまでだ」」
フィン「!」瞠目
ケイト「私も同意見!」にや
