第13章 結婚式と初デート
ロキ「晩9時には帰ってきてや。
晩御飯はあっちで食べてきてええけど、後で主力で晩酌するんやからな?」←296ページ参照
フィン「ああ。わかってるよ」頷
僕達は二人揃って団員達から祝福を受けた後、礼を言いながらホームを出
出る時にロキから釘を刺され、ギルドで婚姻届けを提出。無事に受理された。
その後、南ストリートを南へ向けて歩いていった。
時間にして朝9時、ちょうどオープンした頃に『温泉ゆらりお』に辿り着いた。
さて…何やら4人ほどついてきているんだが、どうしたものやら;(汗&苦笑)
どうやらケイトは嬉しさのあまり舞い上がっていて気付いていないようだ。
まあ、それも計画を立てた僕としては冥利に尽きるものなんだけど……どうしたものやら;(腕組&目を伏せ)
ケイト「…温泉ゆらりお…寒波を受けたこともあって、それも利用して作ったスケートリンクがあるのか」
フィン「そうだね」
ケイト「でも今って4月だよね?
3月から5月が春、6月から8月が夏、9月から11月が秋、12月から2月が冬。
それなのに何で?異常気象かな?」
フィン「ンー、多分そうだろう。
元々オラリオは四季の変化はそれほど現れない。
だが雪が降ったことは子供達には喜ばしいことだろう^^
君が大喜びしたようにね」にや
ケイト「うっ!//
そ、それは本でしか見たことが無かったからだよ//」
フィン「ホントかな?^^」にやにや
ケイト「もぉー!フィンの意地悪!!//」
フィン「それに惚れたのはどこのどいつだったかな?」ちらっ&片目瞑
ケイト「むうううううううっ!/////」ぷくぅー
頬を膨らませながら涙目で睨んでくる彼女を、愛しいと思ってしまうこの心はおかしいのだろうか?
いや…これが恋、かな^^//(くすくす)
ケイト「笑うなー!;もぉっ!//」ぷんぷん
フィン「ごめんごめん^^//」くすくす
ケイト「まだ笑ってる!;」
フィン「落ち着くまで待ってくれ」にまにま
ケイト「わかった待つ!//」ぷりぷり&ぷいっ!
頬を膨らましながらそう言われても、可愛い以外に想わないんだが?^^//(にやにや)
頬を膨らませ、赤らめたまま逸らす彼女に…愛しいという想いが込み上げた。