第75章 神器、覚醒
だが、晩とは対照的に…
散歩と森林浴の時間、としての授業だったのに
抜け出すばかりか、走り回っていたことで叱責を受けたという…;
シン母「済みません、済みません、本当に済みません!;」ぺこぺこ
先生「もおっ…次からは気を付けて下さいね?;」
シン母「はーい^^;」テヘペロ
先生「気持ちもよくわかりますけど、痛い程」
シン母「先生は参加しましたか?」
先生「勿論…
落選しましたけど;」
シン母「仕方ないですよね^^;
あはは」苦笑
先生「ええ;
でも別の方では通ったので!」ぱあっ
シン母「え?何々?何ですか?!」キラキラ
先生「なーいしょ^^♪」くすくす
その先生、よしなが先生は…
先生「さっ!頑張るわよー!!」
政務の研究内容までは無理でも、研究の種類によるプロトコル(研究計画書)作成を担当している。
研究担当者の適性と得意不得意と趣向、現時点での熟練度、
それに応じて、手順や計画の組み立てをお願いされていた…
苦手からか得意からか、
どちらがより集中でき、より充実した内容になるか、
担当者の人数が一人か複数か、
組み合わせにより、どのように変化するのか、
その瞬時の見極めと発想、想像力が問われている。
元々が幼稚園教諭であり、
そういう(対象を把握するのと同時に振り分ける、組み立てる)のは、得意中の得意とのことで…
実際に適性もSランクを超える程にあった為(SSランク)、重用する運びとなった
研究自体、王宮で行われている。それも政務の補佐を努めながらだ…
つまり、補佐で手一杯で自分達の計画書を作成するだけの時間も余裕もない=スムーズに進められない。
なので、それを補佐する。滞りを無くす。政務の仕事をより円滑にする為の研究の『バックアップ』という位置付けとなる…
その為、先生の所属は王宮となる
王宮勤めに関してだが…実は結構いる、『今は』
だがその実態は…市民しかおらず、しかし極少数に過ぎなかった。
というのも…携帯だと、国外からいくらでも来る上、神国に入れない者まで応募してくる為、一々断ったりするのも…と気兼ねしてのことだそうだ…;
もう少し、その気遣いを自分に向けてやってくれ…頼むから;(切実)
重婚者全員テロップ『同意見!!!』こくこく
その頃…王宮では、神器のお披露目会をしていた