第75章 神器、覚醒
シン母「ふっふっふっ
「うちの主人、国営企業勤めですの」
シン母「あ~ら
うちの主人と子供、王宮勤めですのよ」
『まあ凄い!!』
シン母「お~っほっほっほっほっ!^^」
『素敵!!』キャーキャー!
シン母「お~っほっほっほっほっほっほっほっほっ^^」
ふふっ
えへへへへへへ」涎垂らす
シン&シン父「「妖怪見栄っ張りおばば…」」じと目
シン母「なんか言った?」ぎろ
2人「「いえ、何も」」頭を振る
テロップ『いつも通りである』
だが…そんな未来は来なかった。
シン母「何で…」がっくり←肩を落とし項垂れる
ボー「そう、気を落とさないで」
トール「そりゃ流石に…ね?」
マサオ「うん…子供ばっかりだったら、ね?;」苦笑
ネネ「ちぇー、残念」唇尖らす
シン「そんな…(がくっ!)←青ざめ膝をつき両手を地面につき項垂れる
オラの…
ワクワクハーレム計画が」
4人&シン母『そんなもん夢見るな!!!!』
落選の知らせに、がっくりと肩を落とした…
シン母「まあしょうがないわ(溜息)
縁が無かったってことで」
ボー「おばさん…」ついつい
シン母「ん?何?」
ボー「これ…」
シン母「んん?
どれどれ…
家人(かじん)募集、仕事内容は計算及び確認
ちょっとした時間の合間、自宅でオッケー
へえ!経理ね!
ボーちゃんありがとう!お手柄よ!」キラキラ
ボー「ボー//
えへへ^^//」後ろ頭をかく
シン母「早速だし参加っと」
期せずして
『王宮勤め』という権威を、自力でもぎ取ったのであった…
ケイトの気紛れという、奇跡的な確率によって……
ケイト「あ、経理も必要だよね
料理人とか色々雇うんだし」
フィン「まあ…ね」
たまたまSランク適性があったことで通り
(本人は気付いてない)
資格こそ持ってはいないが、続けていけば芽吹くのは確実だった為…
(ものぐさ精神により、より短縮かつ迅速に、正確性及び品質100%で出来る、自分に最も合った専用の新たな方法を独力で編み出す
色んな意味で適性ピッタリ)
資格取得試験も無事受かったと言う…勤めて僅か半月で
その日の晩、野原家の食卓は凄まじく豪勢だった
シン父「お、すっげぇ豪勢だな
何かのお祝いか?」
シン母「私の王宮勤め確定のお祝いよ!」
シン父「ええええええええ!!!?
マジか…」唖然