第74章 融和
フィン「具体的に言うと?」
ケイト「世界が、枠という決まりを、自発的に破っちゃうから
あちこちヒビが入って、瓦解していっちゃうらしい」
フィン「本当によく出来てるな…」
ケイト「そういうものなんだって
みんなで力を合わせて作ったからって」
フィン「つまり…大きな流れはこちらと、既に通り道が用意されているそれを
無理に破ってしまったから?」
ケイト「それとはちょっと違うらしい
存在そのものを消すということは、歴史が変わっちゃうから
だから……」
フィン「だから?
(随分ためるなあ」
ケイト「歴史が変わらないように、あれこれ全部必要なんだって」
フィン「いっぺんにやらないとなのか」
ケイト「そう
でないと壊れて大変なことになっちゃうから、
そうならないように、世界神様と時空神様が全力でやってるんだって」
フィン「そうか…
大変そうだなあ」
ケイト「世界の命運がかかった、とっても繊細な作業だからね
闇を消すことは、悪ではない
それに染まって、
悪に走る人が、成長できない人が、増える方が困るって
善はちゃんと生き残るから、完全な殺しではないんだよって」
フィン「ああ、言ってたね…
生み出されたのは、違う魂なのかい?」
ケイト「うん
全く違うものになっちゃうんだって」
フィン「魂が産み出された時って
その時点で、色々と決まるものなのかい?」
ケイト「うん
魂の階層を、振り分けるんだって」
フィン「へえ」
ケイト「霊界か地獄か」
フィン「え?」
ケイト「産まれ落ちての神は、そうそういないって
最低でも二回ほど生まれ変わってもらって、精査する必要があるんだって」
フィン「へえ
大変なんだなあ」
ケイト「大変だね
だって、どんな時だって、周りの影響を考えてから行使しないといけないもん
でないと振り回される人が大迷惑だよ」
フィン「そうだね
本当にそうだ
…沢山いただいてるんだね」
ケイト「そうだね
そう思う!
たった30人しかいないから、寂しがってるんだよ
はよおいでって言ってくれてる
だから、色々見せてもらって…見せて下さっているのだと思うよ」
フィン「そうか
…責任重大だなあ」
ケイト「神様の所、行けたら頑張って手伝おうね^^」
フィン「ふっ)ああ」微笑
「「一緒に」」ぎゅ