第73章 キルアの冒険

フィン「ん？！^^；」驚愕
キルア「あー…
やっぱ、世界は違っても本質的にはおんなじなんじゃね？

第一系列だけ同じで、他の成分がちょっと違うぐらいで」

ケイト「ね（頷）

誤差の範囲内」

テロップ『だがフィンは微笑んだまま固まっている！！』


キルア「固まってんぞ；」

ケイト「まあ、それは置いといて」
キルア（置いとくのかよ！；）

ケイト「ともかく…

時空間のコツ、
只管使って慣れろ！！」
キルア「なんの教えにもなってねえ！！；
参考にも！；

真面目に教えろ！真面目に！！」ずいっ！

切実に、眼前に迫る中…ケイトは冷や汗混じりに答えた。


ケイト「まずは時間をさかのぼらせたい空間を力で覆って指定します」
キルア「？
お、おお
（やっと珍しくまともな教えが来た」

ケイト「そして戻したい時間分戻します」
キルア「ふむふむ」

なんとか念を操作して覆ってみた…

俺、拡散しないようにすんの苦手なんだよなー；
円と同じ理屈だし…


あ、でも魂の意志でなんとかなった…
やっぱ…理を超える密度になるとそういうのが反映されんだな…

自分でコントロールしなかったら勝手に拡散してくばっかだったのに……


ケイト「終わり」
キルア「って終わんのかい！！！？；

なんでそこで終わんだよ！！；」

ケイト「だってそれ以上言うことが無い」
キルア「それだけ！！？；」

ケイト「細かい操作必要ないんだもの。
それだけで十分効果は立証される」

キルア「マジか…；」絶句ひくひく

表情が引き攣ったまま…冷や汗が頬を伝ったのを感じた。

だがケイトは意に介さず…
フィンの口にキスを落とした。目覚めのキスだとばかりに何度も何度も何度も何度も

何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も×∞
キルア「ってなげえ！！！！；」

ケイト「アイラブユー//」ちゅうううううう
フィン「はっ！！）

………………

うん…………‥
状況は察したよ…大変だったね…」遠い目

キルア「恐れ入るぜ…その把握力；」

フィン「ははは…ケイトだからね」遠い目、視線逸らし
キルア「ケイトを見てやれよ」
フィン「生憎間近に迫り過ぎてて見れない、というより見えない；」

少しは自分から返してやれよ…なんて言葉は声に出なかった；

話してんのに今もずっとやってるし…；