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Unlimited【ダンまち】

第12章 手伝いと修業





黄昏の館(ホーム)、最上部に位置する部屋、ロキの神室


フィン「で、僕らを呼び集めたっていうことは…異常事態だというわけだろう?」

ロキ「ん。まあな」頷

リヴェリア「何があった?」

ロキ「それがなあ…ケイトに新たなスキルが発現しとった」
『!!』

ガレス「またか…」

フィン「へえ。で、それはまたどういったスキルなんだい?」

ロキ「それがなあ…
愚突猛進の効果を親密度に応じて、ファミリアにまで強く発現するとか何とか…;」

『…………………』絶句&瞠目

30秒ほど経った後、ようやく現実に意識が返ってきた。


フィン「うん…流石に秘匿しようか」

ガレス「洒落にならんわ;」嘆息

リヴェリア「オラリオ全土が火の海になり兼ねない;」嘆息

ロキ「取り合い所か戦争遊戯だらけになるわ;」

フィン「なるほど。5時間圧縮修業だけじゃなかったというわけだ。
ラウルが総合900もあがったのはそれでか?」←339ページ参照

ロキ「そうやろうなあ。
例の修業法に加えてその効果が出たんとちゃうか?

家族愛(ファミリア・トレジャー)ってスキルは好きで好きでしゃーないって気持ちの表れなんやろ。


ティオネがぶん殴ったのと、時間が綺麗に当てはまる。
それだけ思い存分好きに話せたのも、間違ってたら殴り飛ばされたのも初めてやったんやろ。

信頼と好きのパラメーターが振り切ってしもうたんやと思うわ」

フィン「いずれにしろ時間の問題だったというわけだ^^;」

ガレス「つまりティオネが殴った後、ステイタスを更新しなくとも愚突猛進の効果で自動的に発現しとったというわけか」

リヴェリア「ああ。その時を境に、全員上り幅がおかしくなったらしい。
遠征前で助かるとはいえ、異様な上がり方に戸惑いを隠せない人が多くいた」


ロキ「おまけに互いに信頼し合っとればさらにお互い倍加や。

フィン、ガレス、リヴェリア、ステイタス更新してもええか?」

フィン「ああ…結果を見るのが少し怖いね^^;」苦笑

ガレス「止む無しじゃろ」

リヴェリア「魔操作が発現していればいいのだが」ぼそ

ロキ「流石に発展アビリティはランクアップしないと発現できへんで?;」


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