第73章 キルアの冒険

キザに聞こえるかもしれない…

でも…
本気で、そう、思ったんだ


お前のいない世界なんか、なんの未練もねえから

そんな世界になんか、生きていたくなんかはねーから
だから…



ひとりで、勝手に背え向けてんじゃねえよ


ぜってえに…俺の目が黒いうちは

ひとりには
させてなんかはやらねえから



キルア「なあ…

（コツン）←額同士を重ね、目を覗き込む

俺の想い…
ちゃんと、伝わってるか？」穏やかに微笑

ケイト「…うん（穏やかに微笑）

うんっ！^^//」

すっ（頬に手を伸ばして触れる）
すっ（ケイトも同じように手で触れて、俺の手に頬を擦り寄せる）

なで（お互い、示し合わせることもなく、同時に互いの頬を撫でていた）


キルア「ふっ！^^//」

ケイト「ふふっ^^//」

キルア＆ケイト『（大好き――）^^//』額同士が触れ合ったまま更に近付く

ちゅっ


気付いた時には…

唇を重ねてた


誰もいない場所で、二人きりの空間で…俺達は、強く、抱き締め合った



俺はもう…お前をうしないたくない


たとえ、どんな形であっても



それだけは…死んでも、誰にも、譲りたくはねーんだ



ケイト「…消える人達って、癌を誘発させる人たち？」
キルア「そーだな

誘導もしてるって
中身も見ねーで、憶測で決め付けろって
虐待されてる背景ありきの過失も、その経験あってのされたら痛いだろうなって仕返しできねー優しさも、全部悪だってさ

相手選んで、やりたい放題やっても、罪にはならないって過信してる馬鹿
一番のきもは、言動の芯！中身だろうに…


痛め付けても痛まねえで、笑ってる奴の中身が善かって言われりゃ圧倒的に悪だろ

俺の場合は家業でやんなきゃで強制されてたし
逃げ場なんかどっこにもなかったけどな！」けっ！

ケイト「だから…いいんじゃない？」
キルア「はあっ！？」

ケイト「お陰で…会えた^^」にっこり

キルア「！//（瞠目ぽっ！）

まー…なー？//」ぽりぽり後ろ頭かく
テロップ『↑
まんざらでもない』


ケイト「それでいーじゃない^^」
キルア「まあ…だよな^^（くすっ）

お前といると…なんか、すっげえほっとするよ…（微笑）


だからって、消される魂に共感したりすんじゃねーぞ？
んなもん神様に投げとけ！！」ビシッ！！指差す