第12章 手伝いと修業
ケイト「人の考え聴けてよかったよ!
環境だけじゃない。
色んな心の兼ね合いがあって、自分なりにどう進むかを決めて進んだ結果なんだ。
街の人達の皆も、他の人から見ればいいところだってあったかもしれない。
私は私の見える範囲で、皆は皆の見える範囲で…互いに決めつけてかかってただけなんだ。
皆の為に、迷惑かけないように、それで傷付けないように…
それって、結局は自分の考える想像の範囲でしかなかった。
私のあの行動は、今も間違ってたとは思ってない。自分にとっては、それが最善だったんだ。
きっと、自分の見える範囲でしかなくて、人のそれや基準を理解しようとしてなかった。
結果として無抵抗姿勢を取り続けたから、周りのやり過ぎた感だけが残った。
力になりたい。助けになりたい。迷惑をかけたくない。
だから…皆、自分の基準を通した結果でしかない。
各々自分の見える範囲しか見てなくって、見ようとしなかった結果ですれ違いなんだってさ。
大局的に見たらそうなるんだよね。
だから…悩んだ所でしょうがないんだよ。
結局自分の見える基準のなかでしかないんだもの!
だからティオネにもアイズにもロキにもフィンにも、色んな視点の意見を聞いてホントのホントによかったと思う!
だからありがとう!!」お辞儀
アイズ「大丈夫…だよ?そんなに気にしなくても」
ケイト「ティオナも一緒にいるだけで明るくなれるし、レフィーヤも一緒にいると楽しいし」
レフィーヤ「え?楽しいんですか?」
ケイト「うん!ツッコミ最高!b」ぐっ
レフィーヤ「え!?そっち!!?」
ケイト「あっはっはっ^^//
…たくさん悩んだ。
でも無駄にはしないよ。せっかくの貴重な時間を悩みに使ったんだ。
それなりの成果はあった。前に進むための原動力、考え方、捉え方!
たくさん学べた!だから本当にありがとう!
ここに入らなきゃきっと絶対掴めなかったと思う!」ぺこ&土下座
ティオネ「気にしないって言ったばかりなんだけど?」じろ
ケイト「あはは^^;
でも私なりの感謝の気持ちだから受け取って♪
今自分がしたいことがこれなんだ!」きっぱり
ティオネ「うん。ならいいわ」
学べてよかったと心から想った。
もしもいなかったらきっと…
フィルヴィスのように、自分は汚れていると今でも思い込んでいたかもしれなかったから。