第71章 改革
資産大使「えらい高望みだ…
だが、実現できている。
(有言実行できている分、信頼は置けるか」ふっ微笑
ケイト「皆の協力あっての賜物でございます」お辞儀
資産大使「そこで国民をたてるのがもう…;」
軍事大使「器が違い過ぎる…;」
フィン「決して圧政を強いられないよう、皆で意見が統一されてからしか実行されない手法を取っている。
たとえそれが…取るに足らない、政策一つでも、ね(にや)
それも予知があるから大体すぐわかる。
方針の可決まで時間がかからないのも利点の一つだ」
資産大使「神石、それと同期され予知情報に伴い陰から支えるパートナー、か」
軍事大使「鬼に金棒、いや破壊兵器だな」
ケイト「役割分担をしただけです^^;」
大使2人「「謙虚な」」頭を振る
フィン&ケイト「「あはははは^^;」」
テロップ『笑う他なかった!;』
そうして…同盟の話は難なく丸く収まり、こちらは特産品としてサポちゃんをAIと共に作り方も提供し、大国2国からは特産品を貰い受けることとなった。
後に、スカイボードもまた同様に提供されることとなる。
それに対し、ケイトは一切見返りを求めなかったのだが…
更に、向こうからも人手、というより、派遣された研究員が来た。
交換留学ということで通すつもりのようで、学ばせていただいているのだから、こちらも…
ということで神国研究省の研究員達が遺憾なく力や学びを発揮、遠慮なく教えることになっていた。
一部の人が、修業空間(2376ページ参照)での5000年(現実=外では4.38時間)修業により泡を食ったそうだが…慣れるまでさせられたという…;
『延々の発展が約束された』とまで言われる会談で、今後1000年以上続くこととなる『世界同盟』の礎となった。
それは後に、時代という奔流の変わり目、要であったことから、『三国史会談』と呼ばれることとなる。
神時代という奔流の変わり目…
それは、迷宮(ダンジョン)の大氾濫…
下界で何が起ころうとも、一向に誰一柱として下りずにいた神々…
それらが動かざるを得なくなった元凶…神時代が始まった根幹……
迷宮(ダンジョン)はもう――限界だ
世界同盟とは…
世界で一丸となってこの危機を乗り越える為。
そういう目的から行われたことだった――
ケイトの独断で……