第71章 改革
ケイト「リングには、この意志が正しくあるか、超感覚を習得できるか。
その2つだけを見抜けるようにする。
持ち合わせた者だけが受け継げるように変えるんだ!」ぐっ!!
スクアーロ「ヴぉおおおおおおおおおい!!!!!
待て待て待てええ!!;」
ケイト「え?何か問題でも?」
スクアーロ「問題だらけだ!;っつか問題しかねえだろおおお!!;」
ケイト「へ?」
スクアーロ「壊した後誰が直すんだ!!;」
ケイト「調和の炎があればその辺の調整ぐらいお茶の子さいさいだけれど?」
スクアーロ「マジでかああああああ!!!!?;」くわっ!!
ケイト「マジでだああああああ!!!!」くわっ!!←のってみた
ザンザス「何やってやがる;」
ケイト「いや、何となく?」
マーモン「まあ、(実際アルコバレーノの呪いも解かれたし)もう驚かないとして…
どうやって
ケイト「こうやるの」
ごおっ!!!!!!!!
次の瞬間…リングに、原形が保たれないほどの炎が注ぎ込まれた。
『!!!?・・;』
ケイト「どんな物質にもね?
エネルギーを集約させると、各々耐えられる容量って決まってるの。
それ以上の密度を注ぎ込まれれば「ぼぉんっ!!」だから。
それを応用して、全部ぶっ壊す。原子レベルで…その全部を!!」かっ!!
私は、私を鍛え上げてきた。
どんな容量でも耐えられるよう、増やし続けるよう、眠っていても常時使い続けるよう、修業を一瞬でも絶やさないことで…
その全てを…リングへぶつける!!!!
すると…容量は比較的すぐ訪れた…
それでも気にせず、注ぎ込み続けた。
もう入らなくなったとしても…己の命も、全てを注ぎ込むように…
そうしていったら…内から爆発するように「ぼぉんっ!!」と破裂した。
そして元には戻らず…戻ることも無く…
スクアーロ「ヴぉおおおい!!
どうすんだ!ぶっ壊れちまったぞ!!;」
ケイト「これでいいんだ…」
『は!!?;』
ケイト「これで…勝手な「血の偏見」を持つ、亡霊達は消え去った。
後は、亡霊が残らないようにしながら…
真に正しく受け継げる素養、超感覚を身に付けられる素質を見抜く目。それだけに絞られる」
スクアーロ「んなやり方ありかあああ!!?」
ケイト「ありだ」淡々
だが…その背後で、原子レベルで消えたはずの亡霊が形作る……