第71章 改革
その発端は…
ヴァリアーが自警団ボンゴレファミリーの一番槍部隊として名を馳せたことも含め…←2283ページ参照
無数にあった。
妾の子だと獄寺から打ち明けられた時
見下すでもなく、
ケイト「関係ない。
両親からも、姉からだって愛されているだろ?
だからこそ、獄寺君なんでしょ?
いつも、助けてくれているのは、変わらない。
だから…気にしない」きっぱり
遊びに行く誘いの電話をした時のことで…名前の呼び方に関しても…
ケイト「隼人君って呼んでもいい?」
獄寺「勿論です!ケイトさん!!;;」号泣
ケイト「だ、大丈夫?風邪?!;」
獄寺「いえ、胡椒をちょっとぶちまけまして!!;」
ケイト「換気換気!!;
ちゃんと洗面台に行ってね?ちゃんと出すようにね?
すすっちゃダメだよ!耳と鼻繋がってるから中耳炎になったら大変だし!」
獄寺「はい!;;」ずるずる
ケイト「あ、話すのきついなら、電話一旦切ろうか?」
獄寺「大丈夫です!;」
ケイト「でも悪いよ。
その間に私、山本とか京子ちゃんのお兄さんに電話かけて話進めとくから。
日付決まったら改めて電話かけるから、ね?ちゃんと休ませた方がいいよ」
獄寺「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて」
ケイト「体、大事にね?」
獄寺「はい!ありがとうございます!!」ずびっ
チン
ビアンキ「ありがとう…本当に、ありがとう」涙
ケイト「???」
横から聞いていたビアンキから抱き締められたまま、意味も分からず首を傾げていた。
当然のことをしただけ、言っただけなのに…と。
だが、それは、それまで受けてきた扱いからすれば当然ではなかった。
人混みの中で
どこにいるかわからない風太を、瞑目したまま霊感で感ずるままに歩いて行った。
辿り着いたのは路地裏で、薄暗く…両膝を抱えて泣いているように見えた。
見つけ出してからが問題だった。
ケイト「みーつけた」←未だ瞑目したまま
風太「!」
ケイト「…←目を開ける
帰ろう?^^」すっ←手を差し伸べる
風太「ぱあっ!)うん!^^//」涙
ケイト「大丈夫?心細かったの?」
風太「うん…
でも、もう大丈夫。
お姉ちゃんがいてくれるから!^^//」
ケイト「…(お姉ちゃん、か…)//
そっか^^//」にかっ
風太「ケイト姉^^//だーいすき!//♪」ぎゅっ!