第71章 改革
・ちょこっと余談
ケイト「ね、そんなに言うほどのこと?」ひそひそ
フィン「『被害状況』を見てくれ、『被害!状況!』を!」瞑目
アスフィ「最小限に減らそうとも心を砕けない時点で察して下さい」瞑目
神様「『増え続ける』『被害状況』に対し、心が痛まない。
あれを『優しさ』というのは『筋違い』です。
見当違いも甚だしい!
死ぬ前にこそ、人としての『本性』が現れるんです!」
アスフィ「これから死ぬ、
という矢先で抱く「後悔」が全て、自分のやりたいことでしょう?」
神様「人を殺しても、壊し続けてきた人のものでも!
それよりも恩返しよりも謝罪よりも感謝よりも、自分のやりたいことでしょう?」
アスフィ「察しなさい!
人としての優しさなど持ち合わせてはないことぐらい!」
神様「あの世で求められる優しさとは、そんなものではありません!
優しさをはき違えるのも大概になさい!」
ケイト「わー、前門の虎後門の狼;
論点ずれてる気が;対策は?」
「「「学習してくれ!!/下さい!!」」」
ケイト「ほい;」
神様「そんなだからいいように利用されるんです!」
アスフィ「死ぬまで使い潰されるんです!」
神様「人の心や傷への配慮などないことぐらいわかるでしょう?」
アスフィ「=優しさなど無い、甘さだけ」
フィン「基準も意味も明確に違う、判別をつけてくれ」
ケイト「じゃあ改心させたのによくならなかったのは?」
神様「下心あっての善行が徳にカウントされる訳ないでしょう?;
真に心を痛めてないのだから。
自分が可哀そうなことにならない為という原動力であれば意味ありません。根本を見なさい根本を!
一番大事なのは大本です!!」
・最初の死ぬ気←2275ページ参照
獄寺を守る
ダイナマイトの火を消すだけで済み、被害も0だった。
・二度目の死ぬ気
お母さんへ恩返しする
「お前の想い、素直に伝えてみろ。お前のやりたいことを知れ!」と撃たれた結果だ。
途中から「こっちの方が早い!」と電線を伝って走っていったので、壊れたものは皆無だった。
だが勢いよく走ったせいで序盤だけとは言え砂埃をかけてしまっていて、それが心残りとなった。
いつも、いつも支えてくれて、助けてくれてありがとうと感謝を伝え、中々手伝えなくてごめんなさいと謝り、今日の分の家事を全て終わらせた。
