第71章 改革
フィン「……かなり大掛かりになりそうだが?;」
ケイト「だからこそ…世界旅行、出来るでしょ?^^」にんまり←1204,1205,2997ページ参照
フィン「……」フリーズ中
ケイト「「視察でーす♪」敬礼
なーんて^^」ケラケラ
フィン「……
(はっ!)
そこが狙いか!!;
てっきり物資の供給や各国への移動を早くさせる為のものだとばかり」ぶつぶつ
ケイト「それもある」キラーン!
フィン「万能か!!;」くぅっ!!!←瞑目歯噛み
ワイワイ騒ぐ中、話についていけない人がただ一人…
アスフィ「何の話です?;」眉顰め
勿論、ちゃんと説明した。
新婚旅行中で打ち明けられた、
人が多かったり密度が高いと、ただでさえ感じる負の念を余計により多くより強く受けて辛いという件まで…←1209ページ参照
例の世界旅行で必ず同行してくるだろうメンバーも込みで。
聞いてない!と怒られたが…仕方ない;
フィン「だが反発を受ける可能性は?」
ケイト「大いにある。
だからこそ…『国力を上げる為』、とする」
フィン「というと?」
ケイト「まずはさっき言ったように、越境には金もかかる、関所で時間も手間も取られる。
それよりは警備だけに留めた方がいい。それに伴い人員も確保でき別の所にも力を入れられる。
更に物資の供給も迅速化し、需要も供給も上がる。そして…互いの経済が潤うことへ繋がる。
でもって…『年齢に関わらず』、いじめを犯罪とし、警察に逮捕させ、裁判を受けさせる」
『!!』
ケイト「一人一人の心身を大事にすること。
子供なら何でもしていい、冗談で許されるという危機意識の無さが原因だと思う。
ならいっそ、生涯に関わるようにすれば真剣味も増すだろう。
子供のすること、として…軽く扱った結果で死んだ命がいくつある?
その命のせいで、どれだけの人を自殺に追い込んでいる?
それでどれほどの命が失われた?
自殺で死んでいく人が多いのは…軽く扱った結果だ。大人、子供、関係なくな…
その分、人員は減り、国力も下がる。生産力も勿論のこと…
子供のすることとせず、犯罪者として取り扱うべきだ。
そしてそれを受けた被害者を保護すべきだ。
少子化の国においては致命的問題だ。
更に順当に行けば新たに生まれるはずの子までもが減って、後の国民が減るんだからな」