第12章 手伝いと修業
ケイト「仕事手伝うよ!!仕事回して!カモン!」
『えええええええ!!?』
ラウル「Lv.7が何言ってんすか!;」
ケイト「そっちが何言ってるんだよ!私はまだ入ったばかりだぞ?
強いて言うなら一番経験の浅い下っ端だ!今までやってなかった方が問題なんだよ!」
『えええええええええ』
ケイト「第一レベルが上がったのだって龍神様の不始末をしてたまたま経験値と認められたからでしょ?
オッタルに狙われたり撃退したりで6飛ばして7になる方が極めておかしいんだよ!
だからレベルのことは気にしないで仕事回してくれ!!
そもそもこんな忙しかったら遠征に向けてやりたいことできないだろ!?
私はそれがやなんだよ!!オラ持ってこぉーい!!」拳掲げる
ラウル「そもそも普通の人はあの猛者オッタルを単独撃破することなんて無理だと思うんすけど…;」
ケイト「んなもんどうでもいい!それよりも手伝わせろ!
やれることどんどん減ってっちゃうぞ!!」
ラウル「…;強いんだから鍛練に専念することでより助けられるんじゃ?」
ケイト「?寧ろそのお陰でそれに集中できる環境が出来てるんでしょ?
なら手伝えばもっと早く終わってもっと修業できるじゃないか!
それに抜け駆けみたいでなんかやだ!!
悪いけど私個人の気持ちとしては無理!!!」きっぱり
『ぷっ…ふふふっ…^^』
?何で嬉しそうに笑ってるんだろ?
ラウル「じゃ、じゃあこれ見てもらっていいっすか?」微笑
ケイト「オッケイ!
ぱっぱと全部終わらせて鍛練集中するぞ!!
危険がない訳じゃないんだから先輩鍛え上げることを決めた!!
それも徹底的に!!!」ごおっ!
『ひいっ!!』青ざめ
ケイト「死にたくないなら是が非でもすぐ終わらせるぞお!」
『お…おー!』
ケイト「声が小さーい!!」
『おおー!!』
ケイト「もっともっと高ーく!!」
『おおおおおお!!!!』
ケイト「おっしゃこの程度の量数時間以内に終わらせて地獄の修業に行くぞおおおおおお!!!」
『お…おおおお』テンションダウン↓
あれ?上がってたテンションが下がった?
中には震えてる人までいるし…;