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Unlimited【ダンまち】

第68章 騒動





物質以上、崩壊ギリギリで鍛え続けてきちんと休ませる。
疲労骨折のように爆発しないように注意。

フィン「見分け方は?」

ケイト「霊感があるない。
人間には霊感が働く時、霊と波長が同調する時がある。その時のみに一時的に見えることがある。

多分…あの世に近いからこそ出来ることなのだとも思うよ。
霊感がある人は皆…与えられた力を悪用出来ない、金稼ぎにも汚いことにも使おうとも思わないから」

フィン「なるほど…だからこそ、五感以上の感じる力を得ると…
感受性と言った方が正しいかな?」

ケイト「頷)そっちに近いかもしれない。

人の気質に寄るよ…
防衛隊の人達の中では連絡の通達、伝わる速度が一番早かった。

で、違いを解明していった結果わかったことらしいよ」

フィン「…思わぬ弊害…いや、役得というべきかな?
取り込む力を鍛えさえすれば無限に使い続けていられるとは…

ああ、君がそういうタイプだからこそというのもあるのかな?
本人の魂の色、気質も関係ないと?」
ケイト「いやいや、気質が一番大事!;

純粋で、人を不幸にさせてまで幸せになろうと思わない人!
多分…澄み切った色合いで判別出来るんだと思う」

フィン「はっ!)ああ…そういうことか」

ケイト「つい最近、判別出来るようにされた所らしいよ」

フィン「そうか…」

そう謎が解き明かされていった。

修業でも取り入れられるようで、幅が広がることになる。
魔力を相手のに合わせて送り込むことも可能で、得意な人もいるらしい。


フィン「話を蒸し返すようで悪いのだけれど…」

ケイト「ん?」

フィン「…彼に限った話ではないからね?
彼と実父は残念だったけれど…

いや、彼には本気で怒っていいと思うが」

ケイト「そこはもう大丈夫。
消された世界も皆も、元から彼がない状態となっただけで帰ってきたし…

ただ、消された当時の記憶も感情も消えてくれないのが…辛い所ではあるけれど……


表面上と中身は違うからねえ」

フィン「君と結界は中身だけを見て重要視するからね」

ケイト「人は怖いからねえ^^;」

フィン「霊感があってよかったね…
僕も出来るなら欲しかったけど純粋ではないから」
ケイト「知ってる」頷

フィン「否定して欲しかったよ…^^;」


それから僕はケイトと共に、犯罪法表記に追記することになった。


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