第68章 騒動
ケイト「大事だから余計、傷付く痛みとか苦しみとか知って欲しくないとか…私は慣れてるから感じないし耐えれるんだけど…
そういう想いが余計強まって皆に頼れない場合ってどうしたらいいの?ばっちゃん;」
マヤ「んー…そうさねえ。
そういう時は…大体、押し切る!」
ケイト「押し…切る?;」たらーり
マヤ「力強く頷く)ああ!
相手からすれば頼られない=頼りにされてないって思われがちだ。
ならせめて…「そういう想いして欲しくないからヤダ、頼らない!」と言い張って突っ込んでいく!それしかない!!」ぐっ!←右腕でガッツポーズを作り右肘窩に左手を添える
フィン「せめてもうちょっと…ツッコむとかさ…^^;」たらたら
ケイト「なるほど!
そうだね!流石ばっちゃん!//」キラキラ
フィン「え!?;」硬直&ぎょっ!←左隣のケイトへ振り向く
マヤ「人間思い立ったが吉日、塞翁が馬、全面的にぶち込みな!あんたって個を!!」真剣
ケイト「はい!」真剣
フィン「いや流石にそれでは後々問題が
マヤ「人間何とかなる!ならなきゃ死ぬだけだ!
どーんとぶつかって最期に盛大な華を咲かせな!!」
ケイト「はい!」
フィン「咲かせるな!!勝手に死ぬな!!;」
ケイト「うん!こっちのが私に一番合ってる気がする!」微笑←聞いてない
マヤ「その域だよ!人間いつかはどうせ必ず死ぬんだ!
全力でぶつかって砕ける時は全力で砕けな!」
ケイト「おー!!」右拳を振り上げる
フィン「人の話を聞いてくれ!!!;」
テロップ『この祖母にしてこの孫在り』
精霊王「変な所ばっかり似おる;」瞑目嘆息←腕組みしたまま状況を見据え嘆息を深く零す
ケイト「自分のことしか考えないから争いが終わらないんだろうが!
自分のことしか考えないから!傷付けられた人達が報われないんだろうが!!
やりたいようにやれてる人はいいけど!それに巻き込まれて壊されたり傷付けられたり殺されたり奪われたりする側はたまったもんじゃないわ!!!
逆の立場に回った時、文句言ったり傷付けたり殺したりして笑っておいて、何が悪だ!何が正義だ!!
もう面倒だから何も考えずにその場の時と状況で在りたい形を選んで突っ走ったるわ!!
悪だろうが正義だろうがもう知ったこっちゃねえわ!かかってきやがれこの野郎!!」
テロップ『変な所に吹っ切れた!!;』