第64章 新たな指摘
フィアナ「あなたはそういうこともないし、自ら自分を戒め努力しようとするタイプなので、消されるに値しません。
影響力はあれどね」←2702ページ参照
「「「なるほど…」」」
フィアナ「寧ろ教えてくれ、と自ら他に対して懇願する姿勢ですから…←2714ページ参照
だからあなたは消されないし、いい影響を与える分子として神々から認められている。というのが実情です。←2497ページ参照
そもそも…あなたは、十年以上経とうと、20年も経とうと、自らが犯した間違いを覚え続けています」
ケイト「普通だよ。
だって忘れちゃったらまた繰り返す可能性が高いでしょ?
だから…ずっと覚え続ける」真剣
フィアナ「ええ。ですが常人では逆です。
被害を与えた側が忘れ、どうでもいいことであればあるほどそれは強まる。
それがあなたと常人との違いです。家と外の環境の違いによる違いでもありますが…
あなたはそうやって後悔でき、決して同じ思いをさせまいと悔い、嫌な思いをさせまいと努力し、実践し続けることが出来る人です。
その努力を無視し、蔑ろにする言動を取るのは全て…それができない、面と向かう気すらも無い「弱い人」だけですよ」
ケイト「なるほど…
不都合なことを無視、ということは…自分本位であり、それに皆も巻き込んだことから、無意識の内に地獄落ちへ道ずれにさせてきた、ということか。←2258,2325,2337,2404,2405ページ参照
まあお陰でさっぱりしたよ、ありがとう。
妙な能力だなあ」
フィアナ「どこぞの誰かが異様なまでに彼『のみ』にとって都合よくいくように、ご都合主義にした事実。
それらから魂の在り方が狂ってしまったのでしょうね。
そういうことが現実となる、何をしたとしても咎められない環境を実現させ続ける為には…魂自身がそういう能力を持たねば実現し得ません」
ケイト「あー!←合点が行った
なーるほど」
フィアナ「それも本人が意図しない内に、無意識に、延々放出し続けるように」
ケイト「だからか。納得」頷&腕組
フィアナ「何かしら弊害や不都合が伴うものです。
一人にだけ不都合が起こらないこと、その皺寄せの形が如何なものか、誰に影響を与えるか等その時にならねばわかりません。
誰しも、生きていれば不都合なことは起こり得る。
その理を歪める行為なのですから」淡々