第64章 新たな指摘

ケイト「え？やっちゃいけないこと？！；」

アスフィ「いえ、そう思う性格や感情は悪くありません。

ただ…限度を弁えて欲しいんです；」

ケイト「うん。
確かに…自己犠牲って見ていられないよね。

でも皆の思う『限度』が、どこまでなのかわからないから困ってるんじゃないか；」

アスフィ「それは…」

リュー「…助ける対象は敵味方問わず、誰彼構わず。
というのは…あなたの流儀なので仕方ない、としても…

確かに、尊いのですが…；」

ティオナ「そこに付け入られて利用されちゃうからね；」

ケイト「放っておいたらいいの？；」
アスフィ「全部が全部相手にしていったらキリがないでしょう？；」

ケイト「う～ん…；
体を壊さない範囲内ならいい？；」

「「「……心もね」」」
ケイト「はい；」がっくし←肩を落とし項垂れる


アスフィ「今回のことは、常に神様が見守ってくれているので…そこに更に神様に望むことが心苦しい、利用？と感じたから起こったことでしょう。

ですが、私達が言いたいのはそれではありません；」

ティオナ「別次元の話だよね；」

リュー「はい；
言っても仕方のないこと、に違いないのですが…少々見ていて歯がゆいのです；」

ケイト「困ったなあ…；
私のしたいことと丸々被っちゃってる訳だ；」

『うんうん；』


「ともかく、深く気にし過ぎないことです。
多くて三度まで気にして、最低でも一度ぐらいに持って行くしか無いかと思われます。

くどいです；」

ケイト「わかりました。ありがとうございます（お辞儀）

気を付けないとだね…；
色々指摘を貰ったお陰で、大分と理解が深めた。

でも…まあ、難しいってことがよりわかったぐらいかな；」

ティオナ「自覚できただけでもよかったよ；」

アスフィ「逆にされたら嫌でしょう？」
ケイト「勿論」こっくり←深く頷く

リュー「では、努力しましょう」
ケイト「うん！

あ、そうそう。
魂の側、外側が歪んでるって話に関してだけどね？←209,216ページ参照

原型がわからないぐらい魂ごとタコ殴りされ続けて。
抵抗もしないから余計にひどくなった、らしいよ？

正確には…私の魂の色は透明で、真っ白なんだって。
一点の悪意（黒）も無い、灰色は愚か別の色すらも無いぐらいらしいよ…
透明なのに絶対染まらない、揺るがないっていう；」