第63章 新たな来訪
次元「1月半っていやあ、急がしい頃合いじゃなかったか?」
ケイト「会話もトイレも自分でできるから安心して」
ルパン「マジで!?」
次元「嘘だろ!?」
テロップ『ホントでした…』
実際に目の当たりにした時、信じられないものを見るような目で見ていたという……
ルパン「んじゃ、試験頑張ってくるなー!」
ケイト「うん。本当にいいの?」
ルパン「ああ!
んじゃなー!」
そうして試験という名目で先程作った神石を領主邸へ隠した後に、ルパン達が忍び込むこととなった。
勿論、依頼先のそれよりも遥かに難易度を上げている。
その後…
次元「てめえがカッコつけて銃弾だけでいいって言ったせいだぞ!!」
ルパン「男はな、この腕と、足と、頭で、どうにかするもんなんだよ!」
次元「何がだ!
他にも色々補助するって言ってくれてたっつうのに!
宝の山がムザムザおじゃんだ!!」
ルパン「男にはなあ!カッコつけなきゃいけねえ時もあんだよお!!」
次元「知るか馬鹿!!
命とカッコとどっちが大事だ!!」
ルパン「カッコつけに決まってんだろおお!!」
次元「馬鹿野郎!お前の決定に俺を巻き込むなあああ!!」
ルパン「男にはよお、やらなきゃいけない時があんだよおおお!」
次元「自業自得だろうが!!」
神技術の罠がたっぷり仕込まれたそれに、大変苦労したそうです…
気付けば夕方になっており、領主邸裏の沖合から西の方へボードで移動した後、やっとこさ…ようやく人心地ついたそうな。
五ェ門「では斬る!」
ルパン「待て待て、説明書読んでからだって言われてたろ?」がさがさ
ずばば!!←斬った
ルパン「だから待てっつうの!!;
なになに?
切ると10秒で爆発します」
『なにいいいいい!!!??』ぎょっ!!
ばっ!!←ボードから飛び降りる
どおんっ!!!←ほぼ同時に大爆発
ルパン「はあー溺れ死ぬかと思ったぜ」
次元「まったくだ」
五ェ門「同感でござる」やれやれ
「「お前のせいだろうがお前の!!」」
ギャーギャー!!
岸につき喧嘩に発展した後、合格を告げ神石を4つプレゼントした。
ケイト「契約金代わりだよ。
好きに使って?お金は生み出せないけどね。
持ち主登録機能もあるから。
でも一つだけお願い。
贅沢するにしても、必ず生活分は使わず貯蓄しておいてね?」