第63章 新たな来訪

ケイト「そうか…だから、か…

ありがとう、やっとわかったよ」お辞儀

リュー「いえ、こちらこそです。
何故あんなに頑なに気にしていたのか、あれ程執着していたのか、やっと腑に落ちました」

アスフィ「これで今度こそ、心置きなく休めますよね？」

ティオナ「もう2時だよ？；」

ケイト「あはは、ごめんね^^；

うん、しっかり遊ぼう！遊び尽くそう！」
ティオナ「無理してない？（じと目）

空元気っぽく見えるよ？」
アスフィ「虚勢を張るのも程々に」
リュー「意地を張るよりは打ち明けなさい」

ケイト「はい；（苦笑）

…自分にも、責任があるから…結構辛いです；
というか、私の行動を読んだ上で…地獄落ちのそれ全てを消すってことに気付けなかった。

実際に消された時になって、同時期にリボーンの世界の実情を知った。
でも整理がつかなくて、ぐじゃぐじゃで…真っ青で…何が何だかわからなくて…

今、ようやっと整理がついたって所だ。


遅くなってごめん、それと…どう在っても助けられないようにされていたのは……
始末に悪い、あいつを…あいつらを…消す為なんだってことも……やっと、わかった。

狙いが、それなんだってことも…全部、その為へ繋がっていたことも」

アスフィ「神様の手の上、ですからね…」

リュー「あなた一人でどうにかできるなどと思わないで下さいね？」
アスフィ「それこそおこがましいです」

ティオナ「うんうん。
もっと気楽に構えた方がいいよ、ケイトは。

事態を重く見過ぎてる。


それとも…神様から利用されたことを気にしてるの？」

ケイト「ううん、そのことは…全然」
ティオナ「じゃあ気にしないでいいじゃん！」快活に笑う

ケイト「そうできたら…いいんだけど……
人の命所か、動物とか世界ごと全ての命が…」視線逸らし
ティオナ「落ち着いて！」ガシッ！←両肩掴み

ケイト「？えっと…落ち着い、てるよ？」
ティオナ「話してやっと整理付いた所悪いけどさ。勘違いしてない？」

ケイト「へ？」
ティオナ「いなければ消せた。いれば消されなかった。
ってケイトは解釈してるみたいだけど、どう見ても違うよね？

だってさ、いてもケイトの意思なんて関係なく、神様が力を使ってでも移動させてから消したと思うよ？
どっちに転んだとしても結果は同じだよ。ケイトが抱え込むことじゃない！」