第62章 新たな邂逅
・商人と彼等の対決
国外出張売り場、そこに例の結界へ攻撃した彼等も来ていた。
3人組で、その中の彼の片思いの人が入れないことに肩を落としていたのを見たのもあり
こんな結界を壊すことこそが正義と思い込み攻撃した、らしい…
しかし…それが手前勝手な正義だと本人達が気付いてないことを、商人は見逃さなかった。
商人「お前達…あんな島を軽く吹き飛ばせるような力出して、ぶつけて、何故堂々としていられる?」
「は?」
商人「あんな力振りかざして…何故、気にせずにいられる?」
彼「あの…俺達、ちゃんと人に当てないようにしてました!」
「だな」
「当てるようなへまなんてするかよ!」
商人「お前達にとっては当たらないと分かてる!
でもね、それを知らない皆は違うよ!!
お前達が使った火は凶器!
それ以外の何者でもない!
凶器振り回してる人に、恐怖や不安を抱かない人、いるはずないよ!!」
「「「!!」」」
彼「あ…(確かに」真っ青
商人「だというのに、お前達と来たら…
ろくに見もせず、求めるのは人のそればかり!
お前達、一体どれだけのものを踏みにじれば気が済む!!?
改札へ攻撃して、それ以外のホームを滅茶苦茶にして!
焦土にするだけしておいて、国王に直してもらっておいて、弁償せずに済まさせてもらった立場で、何故そこまで人だけ責める!?
当たり前のように享受するのも大概にしろ!」
彼「もしかして…あの人に、国王に言うように言われたんじゃ?」
商人「お前達あの場で責めなかたのが何故か、まだわからないか!?
お前達の社会的な地位や名誉を守るためね!
結界がホームや売り場ごと包み込んで守てなかったら、辺り一面火の海だたよ!!
薄々気付いてる人もいる!その目を国王は背けさせた!!
ああすることで、大したこと無いように見せかけた!
全て――お前達守るためよ!
若いから、まだやり直せるから、そう希望をかけてだよ!
なのにお前達と来たら、国王は俺達の気持ちは考えてない?
考えてなかたら皆の前で責めてるよ!怒るよ!
こんな場作らないよ!!
入れないもの達の気持ち、考えてるからこの場作った。
お前達知ろうともせずに貶めた!
図々しいにも程がある!!」
「だとしても言い方があるだろ」
彼「うん…責任よりも先にそれを教えて欲しかった」