第62章 新たな邂逅

ティオナ「詐欺とかに引っ掛かりやすいよね」
ぐささあっ！！

アスフィ「絶対騙されるでしょうね」
ぐささあっ！！

ティオナ「思い込んだら一直線だもんね^^」
ぐさあっ！！

リュー「疑うことを知りませんし」
ぐさあっ！！

アスフィ「初対面の時は本当に面食らいました。
利用しようとする人に最初に会っていたらどうするつもりだったのかと（緊急馬車や通信機の時）」
ぐささあっ！！

ティオナ「情さえちらつかせれば簡単にいい人だと信じそう」
ぐさあっ！！

リュー「本当に出会う相手が私達で、本当によかったです。
それ以外では欲深い相手ならば簡単に流されていたことでしょう」
ぐささあっ！！

ティオナ「優しさというか、相手を重んじ過ぎるんだよ」
アスフィ「自分を軽視し過ぎです」
リュー「全くもってその通りです」
ぐさささあっ！！


「「「ただでさえ洗脳されやすいんだから＆ですから」」」
ぐささささささささあっ！！

テロップ『全身針ネズミのようだ……；
酷い；』

ティオナ「もう少し優しさとか人とか疑うことをさあ
ケイト「わあああああああん！！！TT」号泣＆猛ダッシュ


ティオナ「え？！；ケイト！？；」
アスフィ「追い掛けましょう！」

ケイト「そりゃ穢れなんていくらでも知ってるよ！；
だから優しさが嬉しいんじゃんか、会話してくれるだけでも嬉しいんじゃないか、関心向けてくれるだけでも嬉しいんじゃないか！

たとえ向ける優しさが彼みたいな自分本位のもので表面だけでも！
そんな相手にでも大事にしたいんだあああああ；；；」
ティオナ「知ってるから落ち着いて！；」

リュー「穢れていること…痛感しますね；」

アスフィ「知ってもなお穢れないことが異常なんです；

まあ…ケイトからすれば彼は天敵なのでしょうね。
彼のようなタイプにただでさえ洗脳されやすいし…

脅威を感じるのもよくわかりますが…
必ず結界に弾かれますよ、いずれにせよ害を与えても何も感じていないのですから」


そしてプールサイドを激走するケイトに対し、ティオナが飛び付いて止め…

たのですが…
一面青い床、青エリアプールに飛び込むことになり
飛び付かれた時、ケイトが呼吸不十分な時に水に入ったことで酸素不足から溺れたようで…


カンカンカンカン！

ロボットがけたたましい鐘音と共に駆けつけてきました。