第61章 新たなる発展
アスフィ「しかし…彼女の怒るポイントは、いつも人のことばかりですね;
それもひどいことをされている人の為に、ひどいことをして地獄に落ちる人の地獄落ち回避の為に…;」
ティオナ「それだけ…人のことを思ってくれてるんだよね、自分のことみたいに」
リュー「…そうですね//」微笑
アスフィ「目を向けるポイントが違うのも…階層が違うからでしょうね」
ティオナ「人の為に怒ってくれるって…とても有り難いし…
嬉しいよ//」微笑
それから…落ち着くまで数十分もの時を有した。
その間、アルとディがノアールとブランシェと共に遊んでいたらしい。
当時の私は会話が無理なほど怒り狂っており、怒り任せに暴れることもできず只管何も言わずその場に座り込んで我慢していたらしい。
その間…皆はというと……
アスフィ「他に怒るポイントはどこでしょう?」
ティオナ「食べ物かな?
もし投げたり粗末にしたr
ケイト「どれだけの命が死んでそこにあると思ってんだあああああ!!!!」くわっ!!
ティオナ「だからね?^^」ふふっ
リュー「…他には外道な行いをするゲスでしょうか?」
アスフィ「私達が危険になった時もどこからか駆け付けてきましたし…」
ティオナ「そういうのに敏感だし、そういうのが許せない人だからねー。
それぐらいの事情があったならまた別だけれど…
その時は少なくとも怒気を纏いながらの制止はしないかな?
相手の為って感じで」
アスフィ「いつまでどこまで行っても人の為ですか;」嘆息
リュー「もう少し自分に我が儘になってもいいと思います;」嘆息
ティオナ「それ私も思う;」嘆息
といったことを話していたらしい。
当時の私は頭が怒りのみで満ち溢れ処理できる程冷静では無かった。
ケイト「ごめん…傍から見たらただの罵倒だ;
怒りで我を失っていた;
ごめんなさい;」お辞儀
ティオナ「いや…私も見てみたけれどただの事実じゃない?」
アスフィ「根底から否定する行為ですからね…彼のしていることは;
言動だけで人格を判断して決め付け、自分にとって都合の悪いことは全て否定と無視…
ただの人格否定と拒絶です。彼のあの言動と態度は」
リュー「…しかし…何故都合の悪いことはああまでいいように受け取れるのでしょう?
周囲も気付かないばかりか何も言及しませんし…」