第60章 穏やかな日常
ケイト「以上が事の顛末、闇派閥を利用した黒幕の真相。
OK?」
フィン「待ってくれ…
情報が多過ぎて理解が追い付いていない;」
レフィーヤ「私も聞いた時は驚きました…^^;
しかも…全ての本体である穢れた精霊も、穢れた精霊にされたブランシェさんに食べられたんですよね?;」
ケイト「うん。
既に浄化して精霊に戻しておいたよ」
レフィーヤ「ええ!!?;」
ケイト「泉に元々宿ったていを装いつつ救ったんだ」
フィン「……まさか?・・;」
ケイト「うん!
私の家の地下にある泉、その守護精霊…←1372,1373,1729,1934ページ参照
セイだよ!」
フィン「ああ説明したのはそれでか…;」ぐるぐる←額押さえ&俯き肩を落とす
ケイト「「今までで一番居心地がいい」って言われたことも教えたよねー^^♪
そりゃ深層よりもどこよりも浄化されてるんだから居心地よくて当然さあ♪(微笑)
で、どうしたの?一体?」首傾げ
レフィーヤ&フィン『…………はあ』嘆息&肩落とす
レフィーヤ「楽観的過ぎます;」
フィン「話にまだついていけてさえいないというのにこれだ;」瞑目し眉間に皺寄せる
ケイト「ん?」
未だわからず首を傾げるケイトに対し、僕達は嘆息を零すばかりだった。
そんな時、フィルヴィスが心配そうな顔をしながらケイトの背後から近付いた。
迷いなく結界内に入れた後、彼女は歩み寄りながら疑問をあげた。
フィルヴィス「……大丈夫か?
話がややこしくなったりなどは…;」
ケイト「大丈夫大丈夫♪
レヴィスとエインは食われた上に精神も全部消滅しちゃったから無理だったけれど
フィルヴィスは分身魔法を解除させた後怪人から元の人に神の力で戻せたでしょ?無問題!b」キラーン!
フィン「それはまだ言われてない;」嘆息&腕組
レフィーヤ(うんうん)瞑目&汗&二度頷←既にフィルヴィスから聞いてて知ってる
フィルヴィス「…;
済まない;」
フィン「いや…君のせいではない;
ケイトが柔軟に相手に合わせ過ぎるんだ;
それも周囲への情報提供も無しに;」ちらっ
ケイト「それと全ての神の闇はある程度浄化させたから大丈夫だよ。
闇も鬱憤も狂気も全部晴らした状態に神の力で強制的にすることでね♪」
テロップ『周囲へ予め伝えましょう;』
皆『まったくだ;』嘆息